先日「Eye-Fi」メモリーという代物を購入した。姿形はSDカードそのままだが、これをデジカメのメモリースロットに差してみると、無線LANでつながっているパソコンとのやり取りが、手をくわえること無く自動で出来てしまうという優れものなのだ。
自宅のWindowsパソコンは有線のネットでつながっているが、ネットブック用に無線LAN回線も契約している。無線LANが無くては今や外出先にてネットとノートブックとをつなげることも出来ないために用意したものであり、何日かおきにはこの無線LAN回線にてネット投稿をしているのである。今では必須のツールの一つとなっている。ノートブックに加えてマッキントッシュにもLAN接続してあるので、写真整理はこれからはマッキントッシュパソコンが主となっていくだろう。
それはともあれ、無線LANの環境が出来たことにより、デジカメデータの整理においても新しいスタイルのやり口が可能になったのであり、此処に紹介することにしたい。
まずは「Eye-Fi」メモリーを用意する。デジカメの記憶メディアである「SDカード」の進化版である。値段はちと高めであり「SDカード」の倍以上はしているようだ。それを今までのデジカメの記憶スロットに装着して、パソコン関係の設定も済ませれば、撮影しただけでパソコンとのデータ交換のやり取りを自動で行なってくれるというのだがら有り難いことこの上なしなのだ。
デジカメ撮影が主流となった今、おいらにとってもデータ整理は欠かせないのだが、それをいとも簡単に自動化してパソコンに取り入れてくれるツール(「Eye-Fi」メモリー)というのはとても有り難い代物である。
現在はマックパソコンとデジカメと間の環境にとどまっているが、一旦これに接したならば、以前までのケーブルをつなげて一々整理していた環境には戻れなくなる様な気もしているところだ。いやそうなってはいけないのであり、常にアナログを基本として常日頃の活動を捉え直していくべきなのであろう。