上野アメ横の「文楽」の美味いもつ焼きで一息

仕事帰りに上野のアメ横に向かった。週末の金曜日とくれば近くの会社員、観光客、及び秋葉原から流れたおたくヤングらでアメヤ横丁通りはごったがえしている。人ごみを掻き分けるようにして向かったのはアメ横の「へそ」とも呼ばれる、居酒屋「大統領」の店だった。ところが満員の客で席に付けずに、道を隔てた隣の「文楽」という店舗のカウンターに腰を降ろしていた。

初めての店だったが、違和感は無い。いつものホッピーとと共にもつ焼きの盛り合わせを注文。隣の先客の親父も同じようなものをつまんでいたのが視覚に入ったとき、大統領の隣のこの店の売りももつ焼きだと合点。看板メニューだけあり鶏の肉質も新鮮であることを確認したのだ。

さてTVを付けたところ、香港だかの日本料理店に日本海側で採れた「のどぐろ」の鮮魚が24時間くらいで届けることが出来、現地の日本料理店が儲けている等ということを、大々的に取り上げているのは、違和感の塊となって本日の記憶に刻まれることになってしまった。財部誠一というコメンテータの解説が如何わしさに拍車をかけていたのである。

日本人の胃袋を賄うための食材は基本的に国内で、できるだけ近場で調達され提供されていくべきなのであり、そんな基本が崩れているところにこそには、財部をはじめとする如何わしい経済マフィアたちの動きが関係しているのである。確認のためにHPを検索してみたところ「経済ジャーナリスト」を名乗っていることを知り唖然としたところである。

詰まらない余談で稿を汚してしまったが、財部のいかがわしさについててはいずれ纏めて論じてみるつもりだ。