武蔵小金井駅にて下車し、「大黒屋」で一杯引っ掛けて帰宅した。
お目当ては「レバー刺し」だった。北陸地方の焼肉店での生ユッケ食中毒事件の煽りを受けて、近いうちに「レバー刺し」が専門店のメニューから消えてしまうのではないかという推測が駆け巡っている。そんなニュースを目にして、近く消えてしまうのではないかという「レバー刺し」が無性に食べたくなってしまったという訳なのである。
レバー刺しは、それ程にポピュラーではないが、時々は行きつけの店にて口にしていた。食中毒の体験も無く(ちなみにおいらは、牡蠣やキムチで当ったことがあり、食中毒の恐さは充分に認識している)、これからそういう局面に面会しようとは考えたことも無かった。
だが、ユッケ悪ければ全て悪しのような風潮の煽りで、今年中にもレバー刺しは法的にも葬られてしまうかのような状況に、違和感を禁じ得ない。法的に食材を葬ってしまうことの副作用を考えるに、馬鹿げた風潮だろうとつくづく思うのである。