今季初の絶品「シラス丼」を味わう

イワシの稚魚を「シラス」と呼び、湘南地方ではとても珍重されている。否、湘南地方のみならずの全国的な旬の食材として、とても貴重であり、味わい深いものとなっている。本日は四谷方面に赴いた折に、このシラスが満載の「シラス丼」を味わったのでした。

稚魚の中でもさらに小さな稚魚がいっぱいに乗った丼を見たとき、流石に旬の丼であるとの感激を抱きつつ、箸で突付いては口に運んだ。う~む、感激の食感である。潮の香りも漂ってくる。四谷という都心に居てこのような旬の味覚を味わうことが出来たことに感激の思いだったのである。

さてこの「シラス」という稚魚をよく眺めてみれば、白い半透明の身の中にまさしく芯のような骨格を見て取ることができる。背骨であろう。カルシウムの宝庫だとして珍重されるものでもあり、ことに骨粗鬆症予防にはとっておきの食材である。おいらの母は骨粗鬆症をきたして骨等が弱くなっているので、この「シラス」を食べることを勧めている次第なり候。

シラス丼に添えて出されたのが「お茶」であった。

「よろしければ、お茶漬けで…」

という店員の案内もあり、途中の丼にお茶をかけて「お茶漬け」にして食してみたのだ。これが予想以上にGoodだったので、また新たな発見に出食わした。とてもお勧めである。

ちなみに「出汁」ではなく「お茶」がGoodである。近頃は「出汁」をかけて「お茶漬け」というものを出す飲食店があるが、そんな邪道な代物ではないのだ。家でもこれから「シラス丼茶漬け」をやってみよう。