ここが噂の穴場スポット「2k540 AKI-OKA ARTIZAN」

新しいネットブックなど欲しくなり、秋葉原を訪れたのです。駅を降りると相変わらずの人混みなのだが、日曜だというのに大通りが歩行者天国ではない。やはりあの2008年6月8日の秋葉原通り魔事件が尾を引いているのだろう。秋葉原と云えば時々は訪れている街なのだが、中古コンピュータ、コンピュータ雑貨類等を扱う裏通りは、訪れる度に少しずつ街の様子が変化している。中小のパソコンショップは産まれては消えていく。そんなこんなパターンの繰り返しである。

結局、探し求めていたたネットブックは予算的にも合わなかった為に購入することはなかったのだが、御徒町へと向かうJRの高架下に、もう一つお目当てのスポットがあった。

先日mimiさんに教えてもらった噂のスポット「2k540 AKI-OKA ARTIZAN」である。

「2k540」というネーミングは、東京駅から2k540m付近にあるために名付けられ、「AKI-OKA」とは秋葉原から御徒町に挟まれたエリアだということを指している。「ARTIZAN」とは「職人」を意味するフランス語なり。もとよりこの周辺にはジュエリーや皮製品を扱うお店が数多くあり、職人の街として発展をしてきたエリアだ。しかしながら一般の人々にとってはそれほど馴染みのある街だとは云い難かった。このスポットにはギャラリー、工房、カフェ、ショップ、等々が集い、新しい「アルチザン」の風景を形作ろうとしているのだ。

高架下に産まれた同スポットには、帆布バッグの専門店、伝統工芸の店、意欲的なアーティストの店、個性的なアクセサリー店、そして古くからのジュエリーショップ、等々が軒を並べている。電車道の高架下の新しい活用法を試みる実験的なスポットとなっている。

ウィンドウショッピングに訪れるのも良し、秋葉原を訪れたついでに散策するにも良しの、穴場スポットなのでした。