昨日あたりから足指の付け根に痛みを感じている。当初、どこかでひねったかぶつけたりしたことからの痛みだと思っていたが、そうではないようだ。ここずっと鳴りを潜めていた「通風」の虫が、この期に及んで疼き始めてしまったようなのである。
原因は確かに存在していた。先ず、おせち料理重の中に大量にあった数の子をどか食いしてしまったこと。鰯の甘露煮もまた危険因子だ。それらの食物中に存する「プリン体」という成分をたっぷり摂ってしまったこと。そして実家に帰省中にはビールをよく飲んでいたこと、等々…。プリン体対策を怠っていたことが、今回の通風の虫を蔓延させる要因となったことは想像に難くない。反省しきりなのである。
以前の健康診断でおいらの血液を採取して調べたところの分析データによれば、一般に比べて「尿酸値」が異常に高いのだという。ドクターは「高尿酸血症」という症例を挙げて将来的に患うであろう「通風」の危険性を説明していた。10年ほどは何事もなかったが、いよいよ発症したのが5~6年前であった。
この尿酸値を高める原因となるのが、食物に含まれる「プリン体」という成分。ちなみにデザートのプリンとは関係がない。プリン体を多く含むのは、先に挙げた「数の子」など魚の卵類をはじめとして「ビール」「肉類の内臓」「大豆加工品」「蟹・海老など甲殻類」等々、おいらの好きなものばかりなのだ。妙な因縁である。どうもおいらの嗜好性が、プリン体とは切っても切れない関係にありそうなのだ。
とにかく通風が猛威を振るったらが最後、1週間はまともな社会生活が出来なくなるので、兎に角も食生活の見直しを実行だ。しばらくはビールも酒も、そしてプリン体食品も摂取を控えよう。