ファザコン政治家、青木愛は果たして「悪女」なのか?(3)

 

月刊誌「東京人」10月号では「悪女 時代を惑わせた妖花たち」の大特集が組まれている。だが取り上げられている悪女の代表が、阿部定、小林カウ、鬼神のお松、等々と云うのだから白けてしまう。共通するのは男を手玉にとって凶悪犯罪に手を染めた女たち、というだけのことであり、どの女も特別な魅力を有していたわけでは決して無い。こんな女に振り廻されて滅亡する馬鹿な男たちもいい恥さらしものである。

♪ 蜃気楼 惹き付けられて 蜃気楼 求めるほど愛が光る
  神秘の月明かり 照らし続けていて 
  迷いの(…解読不能…)鎖を引きちぎるの
  愛のゆくえがもし 闇の底だとしても
  きつく抱きしめて 終わらぬ夢 暖めて ♪

アイドル時代の青木嬢が歌っていた「愛は蜃気楼の中」の歌詞の一説である。一部分の歌詞が解読不能だがかなりの発展家の面影が見て取れる。深夜番組「トゥナイト」の番組中で紹介され、司会の利根川裕などは鼻の下を伸ばしてでれでれしていたことを想い出す。いわゆる小悪魔性を発揮していた。歌唱力も中々なので周囲のスタッフも期待していたようだが、それほどのヒット作とはならなかった。雑誌の「悪女」特集の女たちに比べれば、青木愛嬢のほうがより「悪女度」が高く、現代日本政界における筆頭悪女としての条件を備えている。TOSHI、小沢一郎、小沢の秘書、等々との交際を肥やしにしながら、これから本物の悪女人生を歩めるかどうかがなかなかの見ものである。