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昨日から当ブログへのアクセスが激増している。何があったのかと思い「Google Analytics」をチェックしてみると、村上春樹さんの「1Q84 BOOK3」の発売と関係していることが判明した。すなわち、BOOK3の後にはBOOK4という続編が出るのではないかという疑問が、ネットを取り巻く書籍ファン、関係者たちの間に巻き起こっているのだ。そしてこの現象が要因となり、おいらがかつて2009年10月4日に投稿(エントリー)しBOOK4について述べていたページへのアクセスが急上昇しているという訳なのである。ちなみに「1Q84 BOOK4」とググッてみれば、3番目にヒットするのだ。
http://www.midori-kikaku.com/blog/?p=138
予感は的中したのではなく、すでにはじめから既定の路線であったと考えている。三部作よりも四部作である。四部作こそ歴史に名を刻む世界的名著としての条件なのである。春樹さんはここに来て、世界の文学界を眺望しつつ、本格小説の完成に向けて更なる野望の一歩を踏み出しているところなのである。
さて、昨日は並ぶこともなく新刊本の「1Q84 BOOK3」を購入したのであった。ネタ晴らしにならない程度の感想は述べていきたいと思うのだが、まだ物語を推理したり振り返ったりする余裕は無い。
「青豆」「天吾」の章に加えて「牛河」の章が登場したり、偽春樹さんのツイートみたいな気障な台詞が笑わせたりと、様々な仕掛けが施されているようなので、そんな仕掛けを大いに楽しみながら読み進めていきたいと思うのである。
高純度の純愛小説。村上春樹の「1Q84 BOOK3」は、馥郁たる古酒の香りが漂う