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年に1度だけ嘘が許される日だということで、嘘の出来栄えを競ったりしているのはなにやら滑稽至極なのだが、全てが滑稽な訳ではない。凄い嘘の名手は居ないかとチェックしてみたのだ。考えるに人間の嘘というものには幾つかのパターンが存在する。
その一つが「自慢的嘘」である。。「俺はこれくらいビッグな人間であるのだっ」という普段はつけない嘘を、この日とばかりについてみるケースである。一時的な恍惚感へと誘うのだろうが、そのような嘘は早晩ばれることが必至である。ばれた時の反動的落胆は想像に余りあるものがある。余程の誇大妄想狂でなければこんな嘘はついてなんら得することがない代物である。
二つ目の嘘が「口説き的嘘」である。思いを寄せる人の気を引きたいという一心でつく嘘だと云ったらよいだろうか? おいらを含めて誰にも有るだろうというよくあるケースである。このケースの場合、特定の対象が居なければ意味を成さないのであり、たとえうまくいったところでこれまたいずればれる運命である。うまく行ったらばれるのであるからして将来的な自身の未来の首を絞めていることになるのである。こんな嘘はついて得することがないと心得るべきだろう。
もう一つの顕著なパターンが、「良い子的嘘」である。昔々に良い子していて褒められたことが懐かしいのか、ひたすら良い子を演じて悦に入る。いい大人になって良い子を演じるのも骨が折れるが、折角つく嘘に「良い子的」項目を取り入れなければならない大人こそ情けない大人たちである。
twittrでは嘘を自動生成する機能が備わったサイトが人気なのだ。ちなみにおいらも自分の嘘とやらを自動生成してみたが、全然ピンとこないし洒落にもならないのである。投稿の中からいくつかキーワードを抽出して組み立てなおしているという、それだけの代物である。朝のTV番組でやっている「今日の運勢」と同じく無視するに越したことはないのである。実はもっと大きな嘘をつきたいと考えていた。嘘とはつき通してこそ嘘の値打ちが上がるのである。今夜は少々の嘘をついたが、笑って見逃してください。