沢尻エリカは井筒和幸監督の呼びかけにきちんと応えよ!


沢尻エリカの復帰初仕事となるたかの友梨ビューティークリニックCMを、本日初めて目にした。レーザー製の衣装と見えていたものは、実はCG処理を施されたものであったことが判明した。とするならば沢尻エリカは全裸でCM撮影に臨んでいたということになる。その心意気は良しである。だがやはり、CMにて仕事復帰というシナリオは、誰が描いたのかは知らぬがいただけない。復帰をするならば映画の主演女優を演じるという王道を歩んで欲しかったのだ。名匠・井筒和幸監督も、エリカのことを心配して呼びかけを何度か行なっていたではないか。エリカよ目を覚ませ! そして原点に立ち戻れ! なのである。

そんなことを叫んでみたところで本人の耳には届かないことだろう。だから今宵はちょいと視点を変えて、エリカたんの「別に…」発言の持つ意味について、考察してみるのである。

事件となったのが、映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶である。行定勲監督による同作品は駄作ではないが大したことはない。フツーの娯楽作品としての条件を満たしているものに過ぎない。井筒監督ならばさしずめ「テンポがなってない」などと一蹴するに違いないだろう。もしやもしやの仮定話であるが、エリカたんが「こんな通俗映画なんか、私だいっ嫌い」などという思いを秘めてあの「別に…」発言を行なったのだとしたら、大した大物である。それならばなお更に、これからの彼女がとる道は決まってくるのだ。井筒和幸監督の呼びかけに早く応えて、井筒さんとともに納得できる映画づくりにまい進するしか、エリカたんには道がないのである。沢尻エリカよ、早く目を覚ませ! なのである。