おやじダイエット部の「糖質ダイエット」の真偽の検証

おやじダイエット部の「糖質ダイエット」の真偽の検証についてである。

おいらは今年の初めから某女医さんの勧めもありダイエットに励んでいるところだ。今年の初頭からこれまでに、約5kg程度のダイエットを成功させた。主には朝食を抜くという「朝だけダイエット」の理論を基にして、朝食を抜くというダイエット法の実践ではあった。

それでも未だ多少のダイエットが必要と思えて、近頃では尚続けて「糖質ダイエット」という方法を実践し始めているところだ。

ご飯や饂飩やラーメンの主材料の糖質系主食系の食材を抜くというようなダイエット法なのである。おいらはそんなダイエット法を信じている訳ではなくて、試しにどういう結果が齎せるかを実証的に示したいということからの、ダイエット的実践ではあった。

たぶんこれからもまた、「糖質ダイエット」によって、徐々なる体重的低下の実践的結果が表明されるのではないかと思われる。これからのおいらのダイエットにもご注目ください。

橋下徹の「日本維新の会」との闘いはこれからが本番

「日本維新の会」代表の橋下徹が、昨日はといえば、本来すべき大阪市政をほっぱらかして、東京都内の政党関係者たちへの挨拶回りを行なったという。中央政界への進出、殴り込みとしてのパフォーマンスではある。

日本共産党を含む全ての政党関係者がそんな橋下の挨拶を丁重に向かい入れたということには、些か奇異な思いがしなくもないのだ。こうした日本政治の土壌は、根っこのところから腐り始めているのだろう。

大阪出身の橋下に対して、「テレビ業界が生んだ腐れ物」「まるで細木数子の田舎芝居のようだ」等々の指摘もあり、それはそれで間違ってはいないのだが、然しながらそれらの指摘、比喩的批判はインパクトに欠けるのである。もう少しリアルに橋下を評価すべき言葉があるはずなのに、未だに行き通ってはいないのであり、いずれおいらもリアル的アンチ橋下のニックネームを公開したいと考えている。

かつての独逸国におけるヒットラーの演説を、わかかった戦後生まれのおいらは残念ながらリアルに見ることが無かったのであるが、記録された数多のヒットラーの演説をみるにつけ、そんなヒットラー的演説のエッセンスを橋下は巧妙に取り入れていることは明らかであり、日本国の選挙民の大多数を虜にしつつある。

これからがまさしく、橋下徹の「日本維新の会」に対する闘いの本番となっていくのである。日本国の将来がかかった闘いを、橋下の思い通りにさせてはいけないことを、此処ではっきりと認識しておかなければならないのである。

イチョウの季節には早いが、銀杏の串焼きを味わった

イチョウの季節には早いが、銀杏の串焼きを味わったのだ。イチョウが色づく季節は銀杏が美味しい季節でもある。色味もまたイチョウの黄色を凝縮させたような深みのある黄色を有している。今はまだイチョウの季節には少々早いが、銀杏は今時からの味わいの季節である。

銀杏の調理法は色々あろうし、特に茶碗蒸しや土瓶蒸しなどの日本料理にはとても貴重な脇役的食材となっている。

そんな銀杏を串に刺して炭火で焼くというシンプルな銀杏の串焼きを味わったのである。独特の苦みが喉を刺激して、天然の漢方食材を口にしているようでもあった。フラボノイドを大量に含むイチョウの葉はドイツなどでは医療品の成分としても認められているようであり、そんな効能が働いているのであろう。

「EU」のノーベル平和賞受賞を嗤う

山中伸弥京都大学教授の「ノーベル医学・生理学賞」は日本人に大きな喜びを与えたが、今年の「ノーベル平和賞」がEUに与えられたというニュースには、衝撃的な不条理の事象として受け取ってしまったのだ。

http://japanese.ruvr.ru/2012_10_14/91167341/

―――以下引用
13日チェコのバツラフ・クラウス大統領は、2012年度のノーベル平和賞にEUが選ばれたことについて「悲劇的な誤りだと思う」とコメントした。

また大統領は、次のように述べている―

「ノーベル賞は常に、特定の人物の具体的な活動に対し授与されてきた。組織体に対し、それもおまけに官僚組織体に対し授与するとは,この賞の価値を失わせるものだ。そうしたものをあえて誰かが受け取るのかどうか、私には分からない。」

クラウス大統領は、公然とEU懐疑論を展開する政治家として知られており、国家を超えたEUの権限拡大からチェコの主権を守るべきだとの発言を定期的にしている。

オスロでの平和賞受賞者発表の際、ノルウェー・ノーベル賞委員会のヤーグラン委員長は、授賞理由として、EUが平和及び紛争の平和的調整、民主主義と人権擁護を目指す戦いを成功裏に進めてきた業績を挙げている。
―――引用終了

オクラ&山芋のネバネバ食材で一献

オクラを漢字で書くと「秋葵」となる。主に秋になると実を付け、ネバネバの食感が魅力である。刻んだ時にネバネバした粘り気が出る。この粘り気の正体は、ペクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維で、コレステロールを減らす効果をもっている。この季節にはとても注目していきたい逸品の食材なのである。

山芋もまたこの季節に貴重なネバネバ食材だ。ネバネバの2乗の逸品的つまみで一献なのである。

北海道松前発祥の「松前漬け」はシンプルな自家製に限るのである

「松前漬け」を漬けたのだった。北海道産の千切りにされた昆布とスルメイカがセットになって売られている。これを醤油ベースのたれに2~3日漬け込んで味わう。我家の常備的つまみの一つとなっている代物だ。

「松前漬け」と称しているように、北海道松前町界隈の郷土料理を発祥としており、今では東京をはじめ全国的な漬物の一つとして広まっている。

スーパーや百貨店等々に於いては、高級食材としての数の子を用いたものが売られている。数の子が入った「松前漬け」は確かにその高級素材が入ったことにより、食感やマイルドさにおいてスルメと昆布だけのものよりも際立っている。これだけで比較すれば、シンプル的松前漬けの立場は極めて不利な状況だ。

改めて思うに自家製の「松前漬け」には数の子は蚊帳の外である。これは新鮮な数の子が手に入りにくいということに加えて、シンプルな松前漬けこそが酒の肴としてはピントの合ったつまみであるという認識に基づくものなのである。

おいらがかつて食していた「松前漬け」は昆布とスルメイカによるシンプルなものであり、酒の肴としてはとても絶品な代物なのであった。「松前漬け」のセットは安価でありながらとても酒にぴったりくる、逸品の肴として重宝していた。そんな思いを抱きつつ、自家製の松前漬けを肴に晩酌の日々なのであった。

この季節は特に美味しい里芋の「きぬかつぎ」

里芋の美味しい季節である。煮物として食する機会が多いが、皮ごと蒸して食べる「きぬかつぎ」というメニューもまた捨てがたい。

里芋の小ぶりな子芋を皮ごと蒸して、塩や味噌などの調味料で味をつけて食する。黒々とした里芋の皮は、平安時代の女性の衣装である「衣被ぎ」に似ていることから命名されたとする説が有力である。平安朝のころから食されていたと思えば、その格式も見事なものだ。

平安朝の衣装を手ではがしてみる。すると中には白々と透き通ったかのごとくに瑞々しい身に出合うのである。これまた優雅なる平安朝の食べ物を彷彿とさせている。

ジャガイモ、サツマイモといったメジャー的芋種との最大の違いは、其のツルリとした食感とともに、天然の甘味であろう。調味料としての砂糖か邪魔になるくらいに、里芋の甘味は稀有な味覚を有している。塩も味噌もつけずに味わってこその、きぬかつぎの美味さである。

生よりも凝縮した旨味を味わえる「ままかりの一夜干し」

「ままかり」という名の食用魚がいる。主に九州の薩摩地方にて郷土食として食されている。「ままかり」という名の由来は、隣の家からまま(ご飯)を借りたいくらいに食が進む美味い魚だということからきている。全長は大きなもので20cmほど、料理店や郷土居酒屋にてて提供されているのは5cm程度の小振りであることが多い。体は木の葉のように左右に平たい。背中よりも腹が下に出ている。体色は背中側は青緑色、体側から腹側までは銀白色をしている。

先日は、薩摩の郷土料理店にて「ままかりの一夜干し」なるメニューを食することが出来たのである。これまで「ままかり」は主に酢漬けや刺身で食していたので、一夜干しというメニューにはかなりの関心を抱いていたものではある。

刺身のままかりはといえば、とても淡白で繊細な味わいが持ち味だが、一夜干しとして提供されるもの、一夜干しの焼き魚は、とてもコクや旨味が凝縮していて、たっぷりと味わうことが出来たのである。身が小さく締まっている分に余計に味わいが凝縮していた。いつもよりホッピーの酒が進んでいたことは特記しておきたいと思うのである。

鰯の旨味や栄養素をじっくり味わえる「イワシのつみれ鍋」

魚が旨い季節の秋になると、鰯(イワシ)が特段に旨くなる。この時期に脂や栄養がたっぷり乗った美味なる「マグロ」や「カツオ」にありつけられるのも、イワシが居るからこそではある。

弱い魚と書くことからも想像するように、魚類の世界の中では他の種からの食物ともなっている。いわば食物連鎖の基礎を担っているとも見ることが出来るのである。

幼魚のころからシラスやちりめんじゃこ、煮干し、等々として食されてきた。成魚となっても生で食されることは多くはなくて、干して目刺しや丸干しとして食されている。ちなみにおいらはイワシの丸干しが大好物なのだが、実はこれには痛風の原因物質たる「プリン体」が多く含まれているために、禁忌的食物となっている。たまには食べるが、大量に食することが出来ないのであります。

最もポピュラーな青魚として、動脈硬化症を予防する成分に注目が集まっている。脳梗塞、心筋梗塞を事前に防ぐ食材としては、青魚がナンバー1である。健康な血管を維持することがすなわち健康な身体を保つことにつながっているのであり、EPA、DHAといった特別な栄養素は青魚からとるしかないのだ。たかがイワシとは決して云うまい。

自民の総裁選で出てきた平成の妖怪こと安部晋三で、橋下維新の風が止まった

民主、自民ともに代表選、総裁選というイベントをこなして出てきたのは、平成の妖怪こと安部晋三という政治家的エリートのボンボンであった。改めて記すまでもなくこのボンボンは、かつて我が国最高権力者の位の身に在りながら「お腹が痛い」という某難病に罹患していることを口実にしてその座を投げ出した人物である。

「病気ならば仕方ないだろう」等々の厚意的コメントがマスコミを蹂躙した中にあっても、「たかがお腹の病気ごときで仕事を投げ出すな」「男が最高権力を去るときは死ぬ時だ」「2度と政治の世界に顔を出すな」といった辛辣な評価が渦巻いていたことも確かなのであった。

それでも今回復活の舞台を得たのは、日本国民の国民性が寛大だからだということには決してならない。何やら昭和の妖怪こと岸信介の亡霊が孫の安部晋三に取りついてしまったと見るのがある種の邪推だがそれでも極めて妥当な推量かと思われる。

橋下徹の野望もついにここに来てはてりといった状況をイメージさせる。

本年の政局は橋下徹の大阪維新劇場で幕を上げたが、維新劇場が妖怪を取り込むことなどできずに終わって、出てきた平成の妖怪こと安部晋三に蹂躙される羽目に陥っている。あと数回は風を吹かすことは可能であろうが、橋下的維新の風はここにきて止まりつつある。当人が望むような神風を惹き起こすことが出来なかったことは確かである。

「タコの天ぷら」は残念ながら「タコの唐揚げ」に負けるのだ

地元の居酒屋にて「タコの天ぷら」という不思議的奇異なメニューを目にしたので、とりあえずは恐い物見たさ的好奇心にて注文してみたのだった。

おいらは実はこれまでに「タコの唐揚げ」というある程度の逸品的メニューに遭遇してから大いにその「タコの唐揚げ」に入れ込んでいたことがあったのである。

http://www.midori-kikaku.com/blog/?p=3981

嘗て書いたのは、タコの唐揚げは一般的な茹で蛸よりも食味が豊富であり美味いというようなことをかいたのだつたが、今回の「タコの天ぷら」に接しては、まるでそんな気にはならないのだった。すなわちこんなメニューは邪道的であるというと。

何故に唐揚げよりも天ぷらが駄目なのかについては、色々な分析が可能である。

その一つには、天ぷらの衣が繊細すぎていてタコに絡まないということ。どういう風にか衣をまとわっているが、そのどこかにほころびが見えているのだ。そしてその二つ目の理由は、衣がタコにマッチしないということだ。あまり深い物理学的理由は判然としないのであるが、それでもどうしてもタコの身は天ぷらの衣にはそぐわないということを、強烈に知りいったと云うべきなのであろう。

タコは唐揚げには適するが、天ぷらには適しないということを、これから証明していきたい。

土鍋で「松茸ご飯」を作った。やはり松茸はご飯との相性が抜群

折角活きの良い松茸を入手したにもかかわらず、昨日はネット上で出ていた「松茸のホイル焼き」なるものに気持ちを奪われ、昨日は調理法を誤ってしまったのではあった。ここは基本に立ち返り、「松茸ご飯」で味わい直すことにした。さらにはこれもまた昨日の反省の一部となるが、出汁や調味料の分量は極々控えめにして、松茸の香りに期待することにした。

土鍋にさっと研いだお米を入れ、3~5㎜程度にスライスした松茸を載せて、ガスの火に掛ける。「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ、ふつふついったら火をひいて、赤子が泣いても蓋取るな」というご飯焚きの基本を踏襲しつつ、蒸気を発する鍋に耳をすませていると、否応なくも香ってきたのが、待ち望んでいた松茸の香りであった。とても品のある、植物性の特長的な香りではあり、他の食材に置き換えることが不可能な、まさにオンリーワン的芳香であると云えよう。動物性食材では決してこんな特別な芳香に出くわすことなどはなかった。松茸は特別な秋の食材であることを改めて認めざるを得なかった。

土鍋で炊いた「松茸ご飯」の松茸は、サクサクとしてその食感も極上のものではあり、ご飯と一体化して逸品料理と成立するのだ。おこげの味わいもまた格別である。炊き込みご飯は数多あれども、ご飯との相性的にこの松茸ご飯を超えるものには出合ったことが無い。栗も他の茸も、野菜たっぷりの五目的炊き込みご飯も大好きだが、ただご飯との相性といったポイントで判断するならば、松茸の炊き込みご飯に敵わないのではないだろうか。

昨日も書いたが、今回の松茸は韓国産と云うことであり、国産のような高価な値は付けられてはいなかった。それかあらぬか色々な調理法を試してみたくもなっていたのではある。「松茸ご飯」を作って余っていた1本の松茸は、ガスコンロの上で火にあぶり「焼き松茸」にした。とても強い芯の噛み応えはこれまた松茸ならではのものであった。

今季初の松茸料理は「松茸のホイル焼き」

上野のアメ横で松茸を購入した。店員に確かめたところ韓国産ということである。未だ傘が開く前のもので、身はしっかりと太っている。見るからに旨そうな気配がしていた。

焼き松茸がもっとも美味しい調理法だということは判っているが、本日はちょっと浮気して「松茸のホイル焼き」というものをつくってみたのだ。たぶんおいら史上、初の試みであった。

通常の茸のホイール焼きのレシピで出汁と醤油の量が多すぎたせいか、松茸の香りや味がしぼんでしまったようであり、やはり失敗のようではあり、少々後悔が残っている。未だ残りがあるので明日はやはりというのか、松茸ご飯か焼き松茸を作って味わおうと決めたのだった。

下町流「元祖酎ハイ」の琥珀色の正体に興醒め

下町の餃子系居酒屋で、メニューにあった「元祖酎ハイ」の名前につられ思わず注文して飲んでみた。

出てきたグラスを眺めると、透明なはずの酎ハイの色味がほのかな琥珀色に染められている。焼酎の代わりにウイスキー等の洋酒を用いているのかと予想して口に含めるが、洋酒の気配も感じさせない。焼酎のキリリと締まった喉ごしも無きに等しかった。

「元祖」とうたう割にそのインパクトは薄かったのである。アルコール度も低めなのだろう。むかしはよく飲んでいたそのほろ苦い味わいが喉に伝わってこないので、少々がっかりしていたのだ。今では多種類販売されている「サワー」の類と違い「酎ハイ」の魅力はと云えば、炭酸と焼酎の出会いが生み出すほろ苦さなのだ。そもそもこれがなけれは「酎ハイ」の名前に値しないものなのである。

まったく合点がいかなかったおいらは、店の親仁に「この琥珀色の正体は何なのか?」と尋ねてみた。するとかえってきたのが「元祖酎ハイの素というのを使っているのです」という答えなり。う~む、素朴過ぎるこの答えに、一瞬間うろたえてしまったおいらではあった。

ネットで早速調べたところ、おやじが「元祖酎ハイの素」と語った正体が「天羽の梅」という名前で販売されている代物だということが判明した。原材料に「梅」は一切使っておらずに合成着色料、保存料を多量に用いた飲料物であったと知り、興醒め至極なのではあった。

タイ国の代表的味覚「トムヤムクン」をヌードルで味わう

タイの国民的料理と云えばまずは「トムヤムクン」のスープ料理を連想する。何度か飲料に浴することとなったが、これを日本で調理するのはほぼ不可能と感じさせる、辛味と酸味を主とした、複雑な風味が特徴的なスープ、複雑な味覚の料理だ。

タイ料理専門店にて、この「トムヤムクン」スープにルードルが入った「トムヤムクンヌードル」にありつく機会を持ったのだった。

独特の風味と味覚をもたらすのは、ひとつに海老の独特な調理法にある。そもそもその語源をたどれば、「トム」は煮る、「ヤム」は混ぜる、「クン」はエビのこと。エビ入りトムヤムスープという意味であり、特に海老の身から取り外した殻を、バイマックルー、プリッキーヌ、カーといった香辛料をチキンスープで煮て作ったスープがベースとなってタイ料理の基本が作られている。

更にそのスープをベースにして、タイ料理の多くが提供されている。今回食した「トムヤムクンヌードル」もそのひとつだ。

漁業が盛んなタイ国の料理の中でも群を抜いて、このトムヤムクンスープが世界の食通の舌をうならせているのである。我が国とはだいぶ異なる食文化の発展的形態である。

それだからこそう~ん!と感嘆させる、世界に冠たるスープが存在するのではある。

秋の茸料理のニューウエーブこと「茸の塩辛炒め」に意外性の舌鼓

涼しい秋の風が吹き去っていることで、秋の季節感が染みてくる。

元々は秋の食味を味わせてくれるのが、秋の茸のいろいろなのだ。という訳で、しめじ茸等の茸の美味い料理を味わったので、記しておきます。

茸とネギとを炒めた後に、イカの塩辛にて味付けをしたものである。イカの塩辛が塩味を引き立てつつ、ピリッとしたアクセントを加えている。

これはまさに秋の茸料理のニューウエーブと云ってよく、いずれ近いうちに、もっと大量の茸類を使って、更に美味しい茸料理を自宅調理したいと思っていた。

岩海苔の磯風味がはえるラーメンデパート宮城の「ファンモン麺」

これまで何度かレポートしている、八王子のラーメンデパートこと宮城の「ファンモン麺」を食した。

八王子の観光大使を務めている「ファンキーモンキーベイビーズ」がプロデュースした麺料理となっており、時々は口にしたくなるような特別な魅力を有している、逸品料理の一つとして考えている。

八王子ラーメンの基本を踏襲した宮城ラーメンをベースに、濃緑の海草のようなもの「岩海苔」がどぼっと載っている。大量の海藻がトッピングされているのであり、この海草こそが、メンバーモン吉がお気に入りの岩海苔なのだ。ファンモンプロデュースによって生まれたのだ。つまり、「ファンモン麺」とは「ファンモンのファンモンによるファンモンのためのメニュー」だということになる。たしかに岩海苔は八王子ラーメンのスープに良く馴染んでいて美味しいのだから、ファンは口コミネットワークなどを経て、益々ファンモンの味に群がるのだろう。

■ラーメンのデパート 宮城
八王子市子安町 4-26-6
電話 0426-45-3858

秋の風味が味わえる「舞茸グラタン」を作った

秋の旬の味はと云えば、秋刀魚や松茸を思い浮かべる。然しながら松茸は高級食材であり、中々食する機会には恵まれないのが現実だ。普段のスーパー店にて手軽に手にして秋味を味わいたいと思いつつ手にしたのが「舞茸」であった。

実は舞茸も季節に依らずに年中出荷されている。おそらくはおいらが購入した舞茸もまた、年中出荷の非天然ものであるのだろう。

少し前まではこの秋の味覚食材は、山中に舞茸狩りに出た人々がこれを見つけるたびに「舞い上がるほどに」嬉しがって狂喜したと云うことから「舞茸」の名前が冠せられたという説があるくらいである。とても貴重であり、かつ栄養価や季節感を高くしていた食材であった。

と云うことで先ずはこの舞茸を食材にして調理したのが、「舞茸グラタン」だったのである。

舞茸をはじめとして茸類はグラタン料理に似合っている。洋風料理でありながら季節感を感じさせるものとしては、この「舞茸グラタン」に勝るものが無いとさえ思えてくるくらいなのである。

味わいは期待を裏切ることなく、舞茸の食感やら秋味とやらを感じさせて満足のものであった。いずれは高級食材の松茸をグラタンにして味わいたいとは考えているが、この舞茸グラタン以上の味わいを経験させてくれるのかについては疑問が残っている。

特別なつまみである「ガツキムチ」に関する考察

ホルモンの一種のガツをキムチ風に漬け込んで出されるこの料理。まっ赤ッかな色が印象的である。そんな「ガツキムチ」を食した翌日は赤い便のキムチを見て過ごすことが必須なのである。

それでも可也旨いのがこの「ガツキムチ」。それだけは認めていてくれ。

便がまっ赤っかになっても、これを食べた痕跡が残るならばこの赤々とした便を保存したい、等とのたまうた人は居なかったようなのであり、これをもって締めとするのです。

某大衆居酒屋で飲んだ「フグのヒレ酒」にうっとり

ほとんど偶然的に立ち寄った某居酒屋にて「フグのヒレ酒」なるメニューに遭遇。早速飲んでみることにした。

高級料理とは大違いであり、通常のグラスの中には、普通の日本酒の中に焼かれた形跡のある多分フグのヒレなのだろう代物が埋もれていた。埋もれていたという表現は妥当か否かはおいらも自信が無いのだが、あまりにも無防備に配置されていたそのフグのヒレの様相は、その焼き方もいい加減なものとして映りつつ、焦げ目が目に付いていたし、ちゃんとして時間をかけて焼いたという形跡はまるで無かったのである。

出てきた「フグのヒレ酒」のグラスに先ずは鼻先を近づけてにおいをかいでみる。何年か相当昔に経験した「フグのヒレ酒」の面影は無きに等しかった。

それでもおいらは酔いと勢いとにまかせて飲み干していたのだが、飲み干した後味は決して悪くはなかった。飲み終えて見たフグの焼かれたヒレは、食べる気持ちを起こさせるものではなかったが、軽く咬んでみれば、焦げ目の味わいの中に、フグのヒレの焼かれた味わいを舌に感じることが出来たのであった。

という訳で、結論としては、焦げた焦げ目のフグヒレの味わいに大いに埋没して、うっとりと酔っ払ってしまったというおいらなのではある。