「アーツ前橋」開館前のプレイベント「MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT」が始動

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帰省している前橋市内を歩いていたところ、ユニークなイベント現場を目にした。足を止め近づいてみると、人が両手両足を伸ばしたかたちに繰り抜かれた大地に、様々なハーブの苗を植え付けているところであった。名付けて「MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT」。ハーブの効用が認められる身体の部所にそれぞれのハーブの苗が植えられていく。ハーブと云えば日本人には馴染みの薄いものと考えがちだが、親しみ深いよもぎもまたハーブの一種であり、黒い大地にその苗がに植えられていた。
この「MHCP」とは全国的に展開されるアートプロジェクトであり、様々な地域での注目を浴びているのだ。

■MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT
http://www.mhcp.jp/

そして前橋市内でこのプロジェクトが始動したのは、また別の狙いがあることを、関係者の人から聞くことができた。

今年10月には前橋市内で「アーツ前橋」という公立の美術館がオープンする。全国の県庁所在地では唯一、前橋市には公立美術館が無かったということもあり、関係者たちの意気込みもまた絶大のようなのである。

この最後発の美術館がアートに関係するムーブメントの発信基地となるだろうという期待が高く、今秋の正式オープンを待たずに「MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT」等数多のプレイベントが執り行われている。

■アーツ前橋
〒371-0022 群馬県前橋市千代田町5-1-16
電話 027-230-1144
https://www.facebook.com/artsmaebashi

浅草で飲んだ「元祖酎ハイサワー」にはがっかり

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先日は浅草界隈で飲んでいたところ「元祖酎ハイサワー」というメニューに目がいって早速注文。一般的な「酎ハイ」に特別な味の素的な酎ハイのもとというシロップを入れて飲むユニークなメニユーである。

ネットで早速調べたところ、おやじが「元祖酎ハイの素」と語った正体が「天羽の梅」という名前で販売されている代物だということが判明した。

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こちらは〔梅〕のような酸味と
〔梅シロップ〕のような甘味がついています。
(注:梅果汁や梅エキスは入っていません。)
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実際のメニューといえば、原材料に「梅」は一切使っておらずに合成着色料、保存料を多量に用いた飲料物であったと知り、興醒め至極なのではあった。

素材の香りが引き立つ「蒸し牡蠣」を味わった

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生牡蠣はよほど体調に自信がなければ口にしないいが、蒸した牡蠣はいつでもうれしいものだ。蒸し料理は案外調理時間がかかるもので、素材の香りも生以上に引き立てる。

その磯の香りがプーンと漂いつつ、極めてミルキーであるその磯に特有の風雅な香りにうっとりとした。これだけでも牡蠣を味わう意味があるのだ。

蒸したばかりの熱や香りやらを目の前で感じつつ、おいらは想像していたよりも小ぶりの牡蠣の身を、醤油を数滴かけて味わってみた。やはり磯の独特の複雑な香りや味わいは牡蠣ならではのものである。「海のミルク」等とも称されるようであるが、蒸した牡蠣の風味豊かな味わいは特筆に値する。

「米粉麺」は冷やしで味わうのが正解だ

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八王子の米粉麺専門店の「嚼夢果(かむか)」は何度か訪れたが、米粉麺への愛着はいまひとつ抱くことは無かった。もちもちとした米粉特有の噛み心地は好ましいが、然しながら通常の小麦粉を用いた麺料理に比べて食べ応えの満足感が足りなかったのだ。

暑い夏日に久しぶりに同店を訪れたところ、冷やしのメニューが目についたので早速注文してみたところ、これがなかなかのしろものだったのだ。麺は細めんながらもちもちとした噛み応えが秀逸。なかなか小麦粉ではこの食感は出せない。しかも冷たい鶏の味が染みた出汁が冷たい米粉麺にとてもマッチしていたのだ。いまいちだった印象の米粉麺料理がとても輝いて見えたのであり、まさに米粉麺料理を見直した瞬間であった。ひとつの結論として、「米粉麺」は冷やしで味わうのが正解、ということなのである。

同店店主はとても研究家であると見え、具材にも気合が入っていた。注文した「具だくさん米粉麺」にはトマト、ピーマン、ブロッコリー、等々の夏野菜に、エビ、卵焼き等がトッピングされていた。「具だくさん」の名に恥じない豪華さであり、米粉麺という新規開拓メニューの新しい可能性を垣間見せていたのである。

■嚼夢果
東京都八王子市万町171-11
TEL 042-626-9233

ど真ん中キックでゴール決めた本田圭佑に天晴れ!

ワールドカップ予選を後半戦からおいらは視聴し声援していたが、最後は本田圭佑の同点ゴールで追いついてワールドカップ出場を決めた。PKでのど真ん中キックでゴール決めた本田圭佑に天晴れ!である。

本田圭佑と云えばつい先日にはロシアリーグでの優勝を決めたばかりの帰国であり、体力的にも限界であったろう状況での大活躍であった。

ど真ん中キックというと簡単なようだが、ど真ん中に向かって魂の篭ったゴールを蹴ることは大変なことである。かつてイングランド戦でベッカムが蹴ったゴールシーンを彷彿とさせるほど、このゴールは特筆される。

雑穀米ご飯があれば一汁一飯で充分なのだ

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久しぶりにお米に雑穀を加えて「雑穀米ご飯」を作ったのだった。といって特別な調理をしたのではなくて、いつものお米に雑穀米の元を足していつものように炊飯土鍋で炊いたのだった。するといつものご飯が大変身だったという訳である。

あわ、ひえ、きびという戦前からの日本の郷土に定着され食されていた雑穀類に加えて、黒米、小豆、もち米、等々がブレンドされたのであり、その食感や味わいもバリエーションに富んでいて、これだけで充分に味わって食することができた。

古くから我が国では「一汁一菜」と云う教えが伝えられており、おいらもそのならいを基本にして毎日の日々を送っているのではある。其れらは「粗食」の代名詞として日本食の良さをPRしているくらいだ。

だがおいら自身は時々あるいはしばしばにせよそのならいを破って暴食暴飲を重ねてしまうのが常なのであるが、それにしても美味い「雑穀米ご飯」があれば、「一汁一菜」ならぬ「一汁一飯」の食生活もたまには良いのだろうと考えた次第なのである。

ご飯を白米から雑穀米に変えればそれが可能になるのである。毎日というのではなくてたまには、週に1~2回程度は、このような「一汁一飯」の習慣を身につけようと考えたのである。週に一度程度の「一汁一飯」から始めていこうと思うのである。

「おこぜ(虎魚)」の丸揚げはグロテスクだが味は一級

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「虎魚」と書いて「おこぜ」と読ませる。魚の名前の表記には様々な要素が絡むが、このケースではストレートに、虎のように獰猛な魚であるということを示している。確かに顔を凝視していると虎とも似ていなくはない。

このおこぜ(虎魚)は背びれに毒があるので、尖った針のある背ビレを取り除き、切り込みが入れられており、丸揚げにすると丸く反り返る。その背部分には身が詰まっておりがぶりと噛み付きたくなる。左右のヒレには細い骨が密集しておりそのまま天然のカルシウムを摂取できるのだ。

まさに「おこぜ(虎魚)」とは丸揚げが一番似合う魚である。

「金目鯛の煮付け」は魚料理の金メダル級の美味しさ

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思いがけなく「金目鯛の煮付け」を食する機会に遭遇した。金目鯛の優雅かつ個性的な外見や洗練された味わいは、高級魚の中でも特筆される。その特別な金目鯛の旨さを最も引き出す煮付け料理にありつけたことはこのところ無かった僥倖に違いない。

そもそも深海に棲息する魚で元々漁獲量が少ないうえ、伊豆などの特別な水揚げ地域ではブランド化されており、価格高騰に歯止めがかからないのだ。

巨きなギョロッとした目は、その裏側にDHAという魚特有の健康成分を含んでおり、舐めるようにして味わっていた。

小さめの「ノドグロ(喉黒)」の焼き物に舌鼓

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高級魚として扱われる代表的な魚に「ノドグロ(喉黒)」がある。喉の中が黒くなっていて見た目はグロテスクながら、味は絶品という評価が定着している。大きくなると全長約40cm以上とされるが、今回食したものは10cm程度の小ぶりである。

出てきたノドグロの赤紅色の背色にみとれつつ、背に箸を伸ばすと、白い魚の身の蛋白で独特なあじわいを堪能していた。

その身は引き締った白身魚で、淡白だが独特の脂身を含んでいる。小ぶりのものであったがその身の独特な味わいは満喫することができたのだった。

そんなのどぐろは、日本海の猟師町に行かなければ遭遇できない、それこそが本物の高級のどぐろなのかも知れない。

春季ならではの「ブリ刺」を味わった

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我が国の大型肉食魚としては代表的な出世魚が「ブリ」である。ハマチが成長してブリになるが、特に冬季のブリは「寒ブリ」と呼び、脂が乗って旨いというのが定説であるが、冬以外の季節にもブリは収穫されており、全国的日常的に食されている。

養殖魚として出回っているハマチとは味わいも旬度も桁違いに上まわっている。

鮮やかなピンクに彩られた春のブリは、冬以上に脂が乗っているようにも見えた。

宮崎県産「鶏炭火焼」でホッピーもいける

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そう遠くないその昔の話。九州の宮崎県ではそのまんま東という芸人が知事になって、宮崎県産の「鶏炭火焼」の知名度が格段にアップして、酒に合う逸品のつまみとして評価が定着したものである。そのまんま東というタレント知事はその後、県政を投げ出して「鶏炭火焼」のブームも去ったが、「鶏炭火焼」自体のうまさは今も変わらぬものではある。いかがわしいタレント知事の話はともかく、「鶏炭火焼」は九州宮崎県のローカルフードであったところから全国区の料理、或いは酒の逸品的おつまみとなっている。

その外見上は黒々とした炭の斑点だらけの料理だが、鶏料理としての優れた調理法は特筆される。強にした大量の炭火を用いた炎で短い時間で焼き上げる。がぶりと噛めば異様な外見とは裏腹に、ジューシーな鶏肉の味わいが口腔の奥までに充溢していく。おいらの定番的アルコールことホッピーともよく似合うのである。

前橋の広瀬川界隈は上州歴史散歩の臍的スポット

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上州こと群馬県の県都前橋の市街地を流れる広瀬川は、遊歩道に沿ってツツジや柳が続く緑花が美しく、「水と緑と詩のまち前橋」を象徴している。広瀬川沿いには前橋出身の天才詩人こと萩原朔太郎の貴重な資料が所蔵される「萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち前橋文学館」が存在するのであり、帰省するたびにしばしば足を運ぶエリアなのだ。

萩原朔太郎さん関連の碑は市内に数多あるが、広瀬川右岸の比刀根橋近くにも朔太郎さんの詩碑があり「広瀬川」の詩が刻まれている。萩原朔太郎さんの「広瀬川」という詩には以下のごとくうたわれているのだ。

――――――
広瀬川白く流れたり
時さればみな幻想は消えゆかん。
われの生涯(らいふ)を釣らんとして
過去の日川辺に糸をたれしが
ああかの幸福は遠きにすぎさり
ちいさき魚は眼(め)にもとまらず。
――――――

■「広瀬川」詩碑
群馬県前橋市千代田町 厩橋下流広瀬川畔

市街地の千代田町五丁目銀座通り端には1981年に建立された「前橋望景の碑」が在している。「萩原朔太郎 前橋望景の碑」と刻まれた隣には、朔太郎さんが趣味で撮影していたかつての前橋市街地の写真の風景が刻まれている。進取の精神で撮影にのぞんでフィルムに刻んだ風景写真は、朔太郎さんが生きた時代とともに貴重な街の歴史的資料として、様々なメディアで公開されている。

■萩原朔太郎 前橋望景の碑
群馬県前橋市千代田町五丁目銀座通り端

つまりは纏めてみれば、前橋の広瀬川界隈は上州歴史散歩の臍的スポット、ということなのである。

ゴーヤの苦味を頬張れば、夏本番の季節を感じるのだ

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ゴーヤの緑のイボイボが、夏本番を想起させる。スーパーで30センチ以上のゴーヤが並んだ棚を見れば、買わずにはいられなくなる。暑い季節の到来とともに、ゴーヤの苦味が食卓に欠かせなくなるのだ。

ゴーヤ料理は「ゴーヤチャンプルー」が代表的だが、夏野菜炒めの具材として使っても充分に美味しく食べられる。上の写真はゴーヤとともにシメジ茸、人参、ネギ、ハム等を加えて炒めただけのシンプルな料理だが、ゴーヤの苦味がアクセントとなり満足な味わいだった。

これからの夏には無くてならないゴーヤを素材に、その苦みを生かしたメニューである。TV料理番組等では、ゴーヤの苦みを消す料理法等と云った邪道的調理 番組が蔓延しているが、ゴーヤの素材的魅力はあくまでもその苦みであり、その独特な苦みを舌で感じ、鼻腔で嗅ぐことこそがゴーヤ料理の味わい方の基本であ る。そんな基本的スタンスを抱きながら作ったメニューなのである。

軽米町から逸品の「雑穀麺セット」「やませそば」が届いた

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岩手県軽米町の古舘製麺所から、先日取り寄せていた「雑穀麺セット」その他が届いたのだった。これまでに何度も注文していた雑穀麺の逸品だ。

今回はいつものセットに加えて「やませそば」を注文していた。「やませそば」とはすなわち、地元軽米町で穫れた蕎麦の実をもとにして、やませ(山背)こと冷たく湿った北風によって乾燥された乾麺のこと。

北国では凶作の原因ともなるやませだが「やませそば」にとってのやませ(山背)はやませそばをより美味しく逸品にさせている。

http://hattouya.shop-pro.jp/

おいら流「ナポリタン」の極意についての考察

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我が国巷間では「ナポリタン」が見直されておりブームだという。おいらも近頃は、ナポリタン専門店とやらののれんをくぐって食することもしばしばなのである。

人気の秘密は懐かしさと新しさ――などと、数あるグルメ雑誌誌上では喧伝されてはいるが、おいらは実は、あまりそうした専門店のナポリタンを好きではない。と云うのかあまり好きではなくなってしまっていた。一口食するに、なにしろ油っこくて、とりわけバター味が効きすぎているのであり、バターをふくむ食用油の使い方が望ましくないのである。では自分で作ってみようではないかと思い立ちて、先日はおいら流の「ナポリタン」作りとあいなっていたのであった。

先ずはふつうにスーパーで売られているスパゲティを茹でておき、そして次に、ナポリタンの一般的な具材でもある、玉ねぎ、ハム、ピーマンといった食材を、オリーブ油かサラダ油を使ってフライパンで炒めていく。バターは使う必要がない。というよりも使うこと自体が邪道なのである。

くどくてバタ臭いバター風味はナポリタンにとっては脇役的であり、無くてもよろしい。そして日本的ナポリタンの味の決め手となるのが、ケチャップの味付け。ケチャップこそはナポリタンの味付けを決定づけるものなのだ。

トマトを主原料にして、それに砂糖、食塩、酢、スパイス、等々を加えて、ケチャップという和やかな調味料が作られる。洋食に合う調味料という以外に、和食にも合う。トマトケチャップとしての面目躍如である。事実、おいらは少年の頃には納豆にケチャップをかけて食べるのが好きだった。トマトケチャップの酸味と爽やかさは、それまでの伝統的な調味料にはなかった新鮮さを目覚めさせたのであり、トマトケチャップの扱いについてのを認識を新たにしていたのである。

「みどり企画のブログ」のデザインを更新しました

約2日ほど前に、久しぶりに当ブログのデザインを更新してみました。今回の更新の主目的は、パソコン以外の、スマホ、タブレット等々の様々な媒体に対応していくことでありました。

具体的には、レイアウトを扱うCSSというコードを新しいメディアに対応させることが、今回の更新の目指した目的だった。

そもそもは、おいら自身が出先でブログをチェックしているときに、表示される文字が小さかったりという不具合を感じていたのであり、それを解決するための一方策としての手段であった。

「イワシ(鰯)の刺身」は現代人にとっての必須の魚。刺身で摂れたらラッキーだと思う

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久しぶりにイワシ(鰯)の刺身にありついていた。鰯と云う海魚は身体形が小さいことや陸上げされるとすぐに弱ってしまう。腐りやすい…等々のことからこういう呼び方をされてしまった魚である。同じ位の体長の鯵に比べても、何となく弱いイメージが付きまとってしまう。う~む、鰯の個性とは果たして何だろうか…?

実は青魚の原点とも云うべき豊富なEPA、DHAが含まれており、成人病(生活習慣病)予防には必須の食材なのである。

刺身として提供される生魚は高騰の気配だが、こと「いわし」に関してはそのような動きは無くて安定しているので、いつも普段も値段の事など気にせず注文できるのである。青光りとも称すべき光輝くいわしの光明は、呑兵衛のみならず生活習慣病予備軍の人々に対して相当なる光明となって一段と光輝くはずである。

鰯には青魚特有の「EPA」「DHA」という、血液をさらさら状態にする成分が豊富に含まれている。牛肉等の「アラキドンサン」に比べて、血液の健康状態を維持するのは鰯成分が何倍も勝っているのだ。同じ魚類のカツオ、マグロも、鰯の健康成分を吸収して大海を回遊している。もし鰯の身から摂取する「EPA」「DHA」等の成分が取り込めなかったとしたら、カツオ、マグロ、その他の魚介類は大海を回遊するほどのパワーを持ち得たのかと考えてみれば、とても難しかったと云うべきである。カツオやマグロを食している日本人にとっても同様のことが云えるのだ。

八王子でアートと音楽の祭典「アートムーチョ」開催

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今年も例年の通り「アートムーチョ」の季節がやってきた。本日5/18(土)と明日5/19(日)の2日間にわたって、「第20回 アートと音楽の祭典♪ アートムーチョ」と称して、JR八王子駅から西放射線状に伸びる「ユーロード」を会場にして開催されているのだ。

毎回のようにイベント会場に足を運んでいるが、毎回ユーロードが活気づいていることを目にする。イベント会場としてのユーロードが存在感を示すにも、このアートムーチョの存在はかかすことができないくらいだ。

イベント会場には何処よりもまず、陶器、アクセサリー、デザイン小物、等々の手作りのアートショップが並んでいるのが特徴だ。自分で撮影した写真のハガキや、自筆のイラスト作品なども並んでいる。作品発表の場所でもある。

以前に訪れた時に比べると、若い出店者が減つていることを感じていた。逆に見れば、老後の愉しみや趣味や実益を兼ねて出店している人が多かったと云えるのかもしれない。超高齢化社会での日本ではこれからますます意味を持つイベンとなるに違いないだろう。

タイの代表的料理「グリーンカレー」を作った

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先日の「マッサマンカレー」に味をしめたおいらは、タイの代表的料理でもある「グリーンカレー」作りに挑戦。意外にも特別な障害にも出会うことなく、しかもタイ料理店で食べたその味とも遜色ないくらいに旨い味わいなのであった。

タイ本国からの輸入品であろうグリーンカレーペーストは先日購入していたが、それは緑色のハーブ類や赤く色付く前の未熟な唐辛子等を原料としており、しかもココナッツミルクで煮込むので、おいらが自己流で調理したグリーンカレーも、これまた遜色ないくらいに綺麗な薄緑色の、独特な色合いを呈している。

カレーの具材は、鶏肉、海老、茄子、ピーマン、筍といった、タイ料理の定番素材を用いる。仕上げには、タイ料理には欠かせない「ナンプラー」を振りかけて、ピリリとして青辛いタイカレーが出来上がったのだ。インドカレーを作るよりも簡単な手順で仕上がってしまっていた。

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「金目鯛のカブト焼き」の白光した目玉に吃驚

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地元の居酒屋にて「金目鯛のカブト焼き」を食した。高級魚のこれまであまり食べたことがない部所なので期待度も高まっていた。出てきた「金目鯛のカブト焼き」を見て、先ず最初にその白目に吃驚してしていた。まるで白いガラスのビー玉にも似て白光りしている。

味わいは鯛の白身の繊細さに加えて青魚の味にみる奥深いフレッシュさというものも感じ取るに充分であった。赤い身を裏返して箸を付けた白い眼の周りには澄んだゼラチン質がまとっていたのであり、おいらは有難くその部分を口にしていた。

そもそも金目鯛については金色の目だとかいう表現が踊っている。本当は白光していたり黒く濁っていたりしているのが実態だ、ということを確認した。

近頃はこの金目鯛が高級魚の仲間入りをしており、なかなか食することが難しい。都内の一般大衆相手の食堂や居酒屋では扱うことがなくなっているからだ。

金目鯛の希少性は、東京都内のみならず漁場とされる静岡県伊豆地方でも顕著であり、地元の人たちが足を運ばない高級料理店でしかお目見えすることができない状況なのだ。