夏バテ予防の食材は「稗(ひえ)素麺」なのだ

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夏に最適なメニューの代表的存在はなにを置いても「素麺」なのである。夏バテで食欲が低下したときなどにはとても重宝する食材だ。市販されているもののほとんどが小麦粉を原料としているが、我が国の伝統的な雑穀の「ひえ」を原料としてつくられた素麺がある。岩手県軽米町の「古舘製麺所」が製造する「稗(ひえ)素麺」がそれだ。

稗(ひえ)とは、米、麦といったメジャー穀物に比べて実が小さいぶん生産効率には劣るがとても栄養価が高くまた食物繊維も豊富な穀物としての評価が高く、健康食物として注目されている。

細長く素麺状にして自然乾燥された「稗(ひえ)素麺」は、大地の恵みをしっかりと舌とのどとであじわえる。これから夏本番を迎えるにあたってとても頼もしい食材なのである。

■古舘製麺所
〒028-6302 岩手県九戸郡軽米町軽米第8地割139
0195-46-2301
http://www.hattouya.com/

夏が旬の「たかべの煮付け」を味わった

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夏になって旬の魚の代表に「たかべ」があり、そんな旬魚の煮付けにありつけたのでした。体長は10数センチ、小振りであるが、魚の脂がじっとりと乗っている。干物にしても美味しいという評価が高い魚である。

骨が硬いのが子供には不向きな様なのである。かといって大人たちはこの旬魚を食べずにはいかないのである。子供と大人の境を露にする魚とでも云おうか。

「Windows7」ベースのウルトラブック「ASUS ZENBOOK」を購入

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ウルトラブック「ASUS ZENBOOK」を購入した。これまで使用していたノートパソコンの力量不足をずっと感じ取っていて、ずっとストレスの種であったことがきっかけとなっている。

さらに加えて、実家に居る時間が増えてその場所でも仕事ができる環境を構築していたいという思いからも、今回の購入に踏み切ったという訳なのである。

最新の「Windows8」ではなくて「Windows7」が基本OSであるということもまた購入のきっかけになっていた。「Windows8」は不完全的なOSであり、さらにはこれまでのアプリケーションとの親和性が低いということがあり、これまでのソフト的資産を無駄にしないためにも「Windows7」ベースのウルトラブックが欲しくなり、目を付けていたのであった。

夏に相応しい「水茄子の刺身」

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茄子の一品種であり、水分を多く含んでいてかあくが少なく生で食べられるのが特徴だ。関西地方ではよく流通しているが、関東でこれを見かけることは珍しい。

久しぶりに口にした「水茄子の刺身」は、さくさくとしており、さっぱりとした食感が夏には相応しいことを実感させたのである。

新規メニューの「栃尾の油揚げ」を試食していた

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地元の居酒屋では新規メニューの「栃尾の油揚げ」を試食していた。ちょうどおいらがその場に居合わせたということもあり、無料での試食に参加する機会にめぐりあわせていたという訳なのである。

そもそも「栃尾の油揚げ」と云えば、越後こと新潟県の栃尾市にて伝統的に調理し食されている食材である。一般的な油揚げにしてみればとても厚く、あたかも食パンの切れ身に見えてしまうくらいだ。事実、おいらが訪ねていた居酒屋で若手に質問したら、油揚げの材料が食パンだという回答が多かったということであり、油揚げのニューウエーブの名に相応しいと云って良い。

前橋駅前の天然温泉「ゆ~ゆ」でゆったり入浴

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前橋駅から北口に2~3分歩いたところに天然温泉「ゆ~ゆ」という天然温泉施設がある。おいらも帰省するたびにしばしば訪れ、天然の湯に浴している。なにしろ湯質がエクセレントなので、毎日でも入りたくなるくらいだ。

かけ流しで湯船に流れ込んでいるのは黄褐色の濁り湯である。当施設の地下1500メートルから湧出した、豊富な鉄分とマンガンが特徴的な天然湯であり、都市に湧いた温泉とは思えぬくらいに豊富な湯量と温度をたもっている。

半露天の湯船もあり、夜の星を眺めながら湯に浸かることができ、絶品の温泉に浸かっている気分が味わえる。

前橋へ観光に訪れた人にはぜひお勧めしたいスポットでもある。

■天然温泉ゆ~ゆ
群馬県前橋市表町2-10-31
TEL:027-224-0111
http://www.yuyuspa.com/

上州群馬的な美味なる「ソースカツ丼」を食らったのだ

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上州群馬県の名物は、過去には絶品的旨かった「片原饅頭」とかいろいろあったのではあるが、近頃はと云えば、豚肉がらみのあれこれが主流のようである。

上州前橋が発祥の「ソースカツ丼」は、豚のヒレ肉を食べやすいくらいにカットしてから揚げたという絶品のカツを揚げ物にして絶品のソースにくぐらせてご飯の上に乗せて完成したという、とてつもなくシンプルでありかつ絶品的カツ丼にありつけていたのではある。

「アーツ前橋」開館前のプレイベント「MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT」が始動

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帰省している前橋市内を歩いていたところ、ユニークなイベント現場を目にした。足を止め近づいてみると、人が両手両足を伸ばしたかたちに繰り抜かれた大地に、様々なハーブの苗を植え付けているところであった。名付けて「MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT」。ハーブの効用が認められる身体の部所にそれぞれのハーブの苗が植えられていく。ハーブと云えば日本人には馴染みの薄いものと考えがちだが、親しみ深いよもぎもまたハーブの一種であり、黒い大地にその苗がに植えられていた。
この「MHCP」とは全国的に展開されるアートプロジェクトであり、様々な地域での注目を浴びているのだ。

■MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT
http://www.mhcp.jp/

そして前橋市内でこのプロジェクトが始動したのは、また別の狙いがあることを、関係者の人から聞くことができた。

今年10月には前橋市内で「アーツ前橋」という公立の美術館がオープンする。全国の県庁所在地では唯一、前橋市には公立美術館が無かったということもあり、関係者たちの意気込みもまた絶大のようなのである。

この最後発の美術館がアートに関係するムーブメントの発信基地となるだろうという期待が高く、今秋の正式オープンを待たずに「MEDICAL HERBMAN CAFE PROJECT」等数多のプレイベントが執り行われている。

■アーツ前橋
〒371-0022 群馬県前橋市千代田町5-1-16
電話 027-230-1144
https://www.facebook.com/artsmaebashi

浅草で飲んだ「元祖酎ハイサワー」にはがっかり

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先日は浅草界隈で飲んでいたところ「元祖酎ハイサワー」というメニューに目がいって早速注文。一般的な「酎ハイ」に特別な味の素的な酎ハイのもとというシロップを入れて飲むユニークなメニユーである。

ネットで早速調べたところ、おやじが「元祖酎ハイの素」と語った正体が「天羽の梅」という名前で販売されている代物だということが判明した。

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こちらは〔梅〕のような酸味と
〔梅シロップ〕のような甘味がついています。
(注:梅果汁や梅エキスは入っていません。)
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実際のメニューといえば、原材料に「梅」は一切使っておらずに合成着色料、保存料を多量に用いた飲料物であったと知り、興醒め至極なのではあった。

素材の香りが引き立つ「蒸し牡蠣」を味わった

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生牡蠣はよほど体調に自信がなければ口にしないいが、蒸した牡蠣はいつでもうれしいものだ。蒸し料理は案外調理時間がかかるもので、素材の香りも生以上に引き立てる。

その磯の香りがプーンと漂いつつ、極めてミルキーであるその磯に特有の風雅な香りにうっとりとした。これだけでも牡蠣を味わう意味があるのだ。

蒸したばかりの熱や香りやらを目の前で感じつつ、おいらは想像していたよりも小ぶりの牡蠣の身を、醤油を数滴かけて味わってみた。やはり磯の独特の複雑な香りや味わいは牡蠣ならではのものである。「海のミルク」等とも称されるようであるが、蒸した牡蠣の風味豊かな味わいは特筆に値する。

「米粉麺」は冷やしで味わうのが正解だ

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八王子の米粉麺専門店の「嚼夢果(かむか)」は何度か訪れたが、米粉麺への愛着はいまひとつ抱くことは無かった。もちもちとした米粉特有の噛み心地は好ましいが、然しながら通常の小麦粉を用いた麺料理に比べて食べ応えの満足感が足りなかったのだ。

暑い夏日に久しぶりに同店を訪れたところ、冷やしのメニューが目についたので早速注文してみたところ、これがなかなかのしろものだったのだ。麺は細めんながらもちもちとした噛み応えが秀逸。なかなか小麦粉ではこの食感は出せない。しかも冷たい鶏の味が染みた出汁が冷たい米粉麺にとてもマッチしていたのだ。いまいちだった印象の米粉麺料理がとても輝いて見えたのであり、まさに米粉麺料理を見直した瞬間であった。ひとつの結論として、「米粉麺」は冷やしで味わうのが正解、ということなのである。

同店店主はとても研究家であると見え、具材にも気合が入っていた。注文した「具だくさん米粉麺」にはトマト、ピーマン、ブロッコリー、等々の夏野菜に、エビ、卵焼き等がトッピングされていた。「具だくさん」の名に恥じない豪華さであり、米粉麺という新規開拓メニューの新しい可能性を垣間見せていたのである。

■嚼夢果
東京都八王子市万町171-11
TEL 042-626-9233

ど真ん中キックでゴール決めた本田圭佑に天晴れ!

ワールドカップ予選を後半戦からおいらは視聴し声援していたが、最後は本田圭佑の同点ゴールで追いついてワールドカップ出場を決めた。PKでのど真ん中キックでゴール決めた本田圭佑に天晴れ!である。

本田圭佑と云えばつい先日にはロシアリーグでの優勝を決めたばかりの帰国であり、体力的にも限界であったろう状況での大活躍であった。

ど真ん中キックというと簡単なようだが、ど真ん中に向かって魂の篭ったゴールを蹴ることは大変なことである。かつてイングランド戦でベッカムが蹴ったゴールシーンを彷彿とさせるほど、このゴールは特筆される。

雑穀米ご飯があれば一汁一飯で充分なのだ

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久しぶりにお米に雑穀を加えて「雑穀米ご飯」を作ったのだった。といって特別な調理をしたのではなくて、いつものお米に雑穀米の元を足していつものように炊飯土鍋で炊いたのだった。するといつものご飯が大変身だったという訳である。

あわ、ひえ、きびという戦前からの日本の郷土に定着され食されていた雑穀類に加えて、黒米、小豆、もち米、等々がブレンドされたのであり、その食感や味わいもバリエーションに富んでいて、これだけで充分に味わって食することができた。

古くから我が国では「一汁一菜」と云う教えが伝えられており、おいらもそのならいを基本にして毎日の日々を送っているのではある。其れらは「粗食」の代名詞として日本食の良さをPRしているくらいだ。

だがおいら自身は時々あるいはしばしばにせよそのならいを破って暴食暴飲を重ねてしまうのが常なのであるが、それにしても美味い「雑穀米ご飯」があれば、「一汁一菜」ならぬ「一汁一飯」の食生活もたまには良いのだろうと考えた次第なのである。

ご飯を白米から雑穀米に変えればそれが可能になるのである。毎日というのではなくてたまには、週に1~2回程度は、このような「一汁一飯」の習慣を身につけようと考えたのである。週に一度程度の「一汁一飯」から始めていこうと思うのである。

「おこぜ(虎魚)」の丸揚げはグロテスクだが味は一級

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「虎魚」と書いて「おこぜ」と読ませる。魚の名前の表記には様々な要素が絡むが、このケースではストレートに、虎のように獰猛な魚であるということを示している。確かに顔を凝視していると虎とも似ていなくはない。

このおこぜ(虎魚)は背びれに毒があるので、尖った針のある背ビレを取り除き、切り込みが入れられており、丸揚げにすると丸く反り返る。その背部分には身が詰まっておりがぶりと噛み付きたくなる。左右のヒレには細い骨が密集しておりそのまま天然のカルシウムを摂取できるのだ。

まさに「おこぜ(虎魚)」とは丸揚げが一番似合う魚である。

「金目鯛の煮付け」は魚料理の金メダル級の美味しさ

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思いがけなく「金目鯛の煮付け」を食する機会に遭遇した。金目鯛の優雅かつ個性的な外見や洗練された味わいは、高級魚の中でも特筆される。その特別な金目鯛の旨さを最も引き出す煮付け料理にありつけたことはこのところ無かった僥倖に違いない。

そもそも深海に棲息する魚で元々漁獲量が少ないうえ、伊豆などの特別な水揚げ地域ではブランド化されており、価格高騰に歯止めがかからないのだ。

巨きなギョロッとした目は、その裏側にDHAという魚特有の健康成分を含んでおり、舐めるようにして味わっていた。

小さめの「ノドグロ(喉黒)」の焼き物に舌鼓

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高級魚として扱われる代表的な魚に「ノドグロ(喉黒)」がある。喉の中が黒くなっていて見た目はグロテスクながら、味は絶品という評価が定着している。大きくなると全長約40cm以上とされるが、今回食したものは10cm程度の小ぶりである。

出てきたノドグロの赤紅色の背色にみとれつつ、背に箸を伸ばすと、白い魚の身の蛋白で独特なあじわいを堪能していた。

その身は引き締った白身魚で、淡白だが独特の脂身を含んでいる。小ぶりのものであったがその身の独特な味わいは満喫することができたのだった。

そんなのどぐろは、日本海の猟師町に行かなければ遭遇できない、それこそが本物の高級のどぐろなのかも知れない。

春季ならではの「ブリ刺」を味わった

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我が国の大型肉食魚としては代表的な出世魚が「ブリ」である。ハマチが成長してブリになるが、特に冬季のブリは「寒ブリ」と呼び、脂が乗って旨いというのが定説であるが、冬以外の季節にもブリは収穫されており、全国的日常的に食されている。

養殖魚として出回っているハマチとは味わいも旬度も桁違いに上まわっている。

鮮やかなピンクに彩られた春のブリは、冬以上に脂が乗っているようにも見えた。

宮崎県産「鶏炭火焼」でホッピーもいける

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そう遠くないその昔の話。九州の宮崎県ではそのまんま東という芸人が知事になって、宮崎県産の「鶏炭火焼」の知名度が格段にアップして、酒に合う逸品のつまみとして評価が定着したものである。そのまんま東というタレント知事はその後、県政を投げ出して「鶏炭火焼」のブームも去ったが、「鶏炭火焼」自体のうまさは今も変わらぬものではある。いかがわしいタレント知事の話はともかく、「鶏炭火焼」は九州宮崎県のローカルフードであったところから全国区の料理、或いは酒の逸品的おつまみとなっている。

その外見上は黒々とした炭の斑点だらけの料理だが、鶏料理としての優れた調理法は特筆される。強にした大量の炭火を用いた炎で短い時間で焼き上げる。がぶりと噛めば異様な外見とは裏腹に、ジューシーな鶏肉の味わいが口腔の奥までに充溢していく。おいらの定番的アルコールことホッピーともよく似合うのである。

前橋の広瀬川界隈は上州歴史散歩の臍的スポット

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上州こと群馬県の県都前橋の市街地を流れる広瀬川は、遊歩道に沿ってツツジや柳が続く緑花が美しく、「水と緑と詩のまち前橋」を象徴している。広瀬川沿いには前橋出身の天才詩人こと萩原朔太郎の貴重な資料が所蔵される「萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち前橋文学館」が存在するのであり、帰省するたびにしばしば足を運ぶエリアなのだ。

萩原朔太郎さん関連の碑は市内に数多あるが、広瀬川右岸の比刀根橋近くにも朔太郎さんの詩碑があり「広瀬川」の詩が刻まれている。萩原朔太郎さんの「広瀬川」という詩には以下のごとくうたわれているのだ。

――――――
広瀬川白く流れたり
時さればみな幻想は消えゆかん。
われの生涯(らいふ)を釣らんとして
過去の日川辺に糸をたれしが
ああかの幸福は遠きにすぎさり
ちいさき魚は眼(め)にもとまらず。
――――――

■「広瀬川」詩碑
群馬県前橋市千代田町 厩橋下流広瀬川畔

市街地の千代田町五丁目銀座通り端には1981年に建立された「前橋望景の碑」が在している。「萩原朔太郎 前橋望景の碑」と刻まれた隣には、朔太郎さんが趣味で撮影していたかつての前橋市街地の写真の風景が刻まれている。進取の精神で撮影にのぞんでフィルムに刻んだ風景写真は、朔太郎さんが生きた時代とともに貴重な街の歴史的資料として、様々なメディアで公開されている。

■萩原朔太郎 前橋望景の碑
群馬県前橋市千代田町五丁目銀座通り端

つまりは纏めてみれば、前橋の広瀬川界隈は上州歴史散歩の臍的スポット、ということなのである。

ゴーヤの苦味を頬張れば、夏本番の季節を感じるのだ

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ゴーヤの緑のイボイボが、夏本番を想起させる。スーパーで30センチ以上のゴーヤが並んだ棚を見れば、買わずにはいられなくなる。暑い季節の到来とともに、ゴーヤの苦味が食卓に欠かせなくなるのだ。

ゴーヤ料理は「ゴーヤチャンプルー」が代表的だが、夏野菜炒めの具材として使っても充分に美味しく食べられる。上の写真はゴーヤとともにシメジ茸、人参、ネギ、ハム等を加えて炒めただけのシンプルな料理だが、ゴーヤの苦味がアクセントとなり満足な味わいだった。

これからの夏には無くてならないゴーヤを素材に、その苦みを生かしたメニューである。TV料理番組等では、ゴーヤの苦みを消す料理法等と云った邪道的調理 番組が蔓延しているが、ゴーヤの素材的魅力はあくまでもその苦みであり、その独特な苦みを舌で感じ、鼻腔で嗅ぐことこそがゴーヤ料理の味わい方の基本であ る。そんな基本的スタンスを抱きながら作ったメニューなのである。