墓参り、花火大会…盆入りの週末を故郷で過ごした

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TVでは本日からお盆休みだということからの帰省ラッシュ、交通ラッシュ、等々の報道を見て、おいらも人並みのお盆休みのスケジュールを過ごしていた。

先ずは午前中の墓参りから。公園墓地に向かうがお盆の季節の賑わいは無い。駅前からはお盆のバス特別便もあるはずなのに、想像するかのお盆ウイークには程遠いかったのである。

そして夜になって向かったのは、上州前橋の夏を彩る「第57回前橋花火大会」。敷島公園内には有料席も設けられているというがおいらはそんな趣味は無くて、会場からそう遠くない場の前橋公園内で花火鑑賞の時間を過ごしていた。

市内の飲食店に入ると、地元TV局の「群馬テレビ」がライブ中継を放映していた。同時に大会の模様を「Ustream」にて動画配信されていた。約15,000発の花火が打ち上げられたということであり、規模としては全国的なものには適わないが、猛暑の夏の風物詩として親しみを持って参加していたのだった。

山下清は夏には全国中の花火大会に興味を持って巡っていたというが、前橋の花火大会を鑑賞したという話は残念ながら聞いていない。しかし全国規模ではなくても前橋の花火大会は見る場所、鑑賞するシチュエーションにて様々な顔が用意されている。そういう意味ではとても個性的な花火大会であるということが云えよう。

夏季には美味いピリ辛の「もろきゅう」

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「もろきゅう」と云えば夏季の酒のさかなにはとても貴重なメニューである。夏野菜のきゅうりに「もろみ」あるいは「もろ味味噌」が添えられていて一緒に食べるのがナイスな、とても相性の良い取り合わせなのであり、もろきゅうのメニューを目にする度に注文してしまうのだ。

今回の「もろきゅう」のもろみはまた一味、手が込んでいたと見え、ピリリとした爽やかな刺激が特徴的であったのだ。

そもそも「もろみ」とは何か?

Wikipediaでは「もろみ(醪・諸味とも書く)とは、醤油・酒などを作るために醸造した液体の中に入っている、原料が発酵した柔らかい固形物のことである。」と解説されている。

つまりは醤油や酒や味噌の原料となるべき原料とは、麦・大豆・米などであり、これらの麹がもろみの原材料となっている。

塩分がピリリと効いていて栄養素満点であるが、これにピリ辛の香辛料を効かせたもろ味がキュウリに乗っていたのである。

夏季には、ピリ辛もろみが身体をピリリと刺激するようであり、ピリリと刺激が効いたもろきゅうは、これからの猛暑の季節にとっておきなメニューと感じていた次第なり。

六本木の「国立新美術館」で「アメリカン・ポップ・アート展」を鑑賞

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美術界で「ポップ・アート」と云ったら、アンディ・ウォーホルやジャスパー・ジョーンズの名前が浮かぶが、実際にそれらの作家による実作品に接する機会は少なかった。特定的マスコミやある種の美術業界一派によるポップアート賛歌に比較して、我が国における実際の評価は決して高いものではない。しかも今なお、ポップアート賛歌をうたう一派が美術界を賑わしていると見える。今回おいらが訪れた「アメリカン・ポップ・アート展」もまた、実際にはそんな背景を背負っているかのような印象なのである。

国立新美術館を2階に登り、会場へと入る。ロバート・ラウシェンバーグ、ジャスパー・ジョーンズ、ジム・ダイン、と云った著名作家たちの作品群に囲まれながらも、事実上の飽き飽きとした感情に支配されていたのだった。

ふと光明を見た気になったのが、アンディー・ウォーホルのブースに足を運んだときではあった。「マリリン・モンロー」「毛沢東」の有名な肖像画シリーズに加えて「キミコ・パワーズ」という日本人女性の作品に接したときに、ふと、ポップ・アートなる作品にも作家と鑑賞者との血が通っていたことを感じ取っていた。

云ってみれば「アメリカン・ポップ・アート」というジャンルは、ほぼアンディー・ウォーホルのみに冠されるものであろう。けだし他のアメリカのアーティスト達は邪道である。それを確認するだけでも当展覧会に足を運ぶという価値はあったのである。

宮崎駿監督の話題の作品「風立ちぬ」を鑑賞

宮崎駿監督の話題の作品「風立ちぬ」を鑑賞した。公式サイトの説明では「宮崎駿監督がゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルに、1930年代の日本で飛行機作りに情熱を傾けた青年の姿を描くアニメ。」とある。

堀辰雄については、著名な作家としておいらを始めとして誰もが知っているのだが、もう一人の堀越二郎については、おいらは知ることのない人間であった。

多少調べたところ堀越二郎とは、東京帝国大学出身の日本の航空技術者である。現在の三菱重工業に入社して経験を積み、ゼロ戦こと零式艦上戦闘機の設計主任として特筆されている。戦時下にて軍部の要請によりかなえた零式艦上戦闘機である。これが隣国の韓国等では、堀越二郎が旧日本軍に支援したことから軍国主義的な設定であるなどという批判があるようだが、そんな評価には与することはできない。日本人として生きていた人間の大多数が戦争被害者であったことを思えば、軍国主義的人間であったなどという評価は不条理極まるものではある。

ところで映画タイトルとなった堀辰雄さんによる小説「風立ちぬ」には、あまり戦争についての記述は無かったようだが、この映画のタイトルは堀辰雄さんの小説をそのまま使用している。小説「風立ちぬ」とは、エリート文学青年と薄幸の少女との恋愛的なテーマのやり取りがドラマの中心を担っている。

これを映画のタイトルとして冠した狙いには、強烈なものを感じさせている。

薄幸の男女のエピソードを中心に置きながら、戦争に巻き込まれていた日本のストーリーを重ね合わせているようだ。その試みは決して否定すべきではないが、成功しているとは云えないことも確かである。

http://kazetachinu.jp/

専用機で作られた野口商店の「かき氷」で暑気払い

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おおきな氷の塊を専用のかき氷機でスライスしておわんに載せたかき氷。暑気払いにはうってつけである。スーパーやコンビニで売られるものは食べたいとも思わないが、氷専門屋のそれは食べる価値あり。

前橋市内「野口商店」で提供されるかき氷は、今ではレトロ感漂う夏の風物詩のひとつとなっている。しゅるしゅるといった音を立てて削られる音もまた夏の風流のひとつではある。

かき氷の上にかけるシロップはまさにまがいもの的キッチュの味わいだが、それさえもセットとなって、風物詩を成立させているのである。

数あるメニューの中でおいらが注文したのは、「抹茶あずき」。おいらの少年のころには多分なかった味ではある。懐かしさと同時に新しさを希求する気持ちが働いていたのであろう。大人になって少年のころとは味覚が違ってしまったということであり、仕方なかった。氷の上には緑色した抹茶シロップが掛かり、氷の下にはあずきが隠れているという二重構造を呈していて、はじめと終わりに二種類の味が愉しめたのだ。

抹茶味のかき氷は意外にも人気であると見え、客の半数近くが注文していた。ちなみに他の人気はと云えば、「マンゴー」である。これもまたおいらが少年期にはなかった味でもあった。レトロと新しさが同居する専門店の「かき氷」を見直したのでありました。

■野口商店
027-221-3436
群馬県前橋市表町1-15-6

上州前橋にも美味しい「冷麺」は存在するのだ

reimen01 (2)ソーメンも冷やし中華も飽きていた。うまい冷麺が食べたいと思っていたときのことである。おいらは上州の前橋に帰省しているのだが、偶然に入った焼肉店で美味しい「冷麺」に遭遇した。

上記の写真で見てもらえればわかるように、取り立てて特長というものを強調していないという普通の冷麺である。あえて述べれば盛岡冷麺風の太めの麺に、牛筋の出汁を効かせたスープが特長である。

自家製の白菜キムチにキュウリ、ゆで卵、ゴマ等々ががトッピングされていて、とても食欲をそそっていたのだった。

昼間に訪れたというのに、おいら以外の他の団体客はといえばすでにアルコール類を注文しつつ、豊富な焼肉メニューに舌鼓を打っていたような光景に遭遇して、おいらはなかなか釈然としない気持ちに圧倒されていたのではある。今度はここの焼肉を喰いにきたいという思いを抱きつつ、店を離れていた。

■南大門 ホルモン館
群馬県前橋市下小出町1-2-2

某詐欺師関連の参考人として警察署で事情聴取

 

実家では先日には、詐欺関係の事件に巻き込まれそうになっていたのだった。未遂ともいえる詐欺紛い事件の詳細については記すことができないのだが、おいらも出会っていたその某詐欺師は一見した限りは悪人顔ではなく、口もうまく、愛想もよかった等ということもあり、父はまんまと騙されるかかっていたのだった。騙される寸前に警察へ通報したのも父だったので、その後はいろいろ説明に時間をとられることになってしまっていた。おいらもその関係の詐欺師に接して関わった証人の一人として、警察へと赴くこととなっていたのである。

こんなことは何度とはあってはならないことだが、些かの興味関心もあり、担当の刑事さんとは、あれこれと重箱の隅を突くような質問もしてみていたが、刑事さんからの面白い話は残念ながら受け取ることはできなかった。来週にもまた話を聞きたいということなので、詐欺師の実態等についてはもう少し追究していきたいと考えているところである。この次にはもう少し面白くて実態のある書き込みができればいいなと考えている次第である。

岩手花巻「大沢温泉」で宮沢賢治ワールドの湯に浸かる

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夏休み休暇で岩手花巻の「大沢温泉」を訪れた。ご存知のように宮沢賢治が愛した温泉として有名であり、未だに幅広いファンを持つ名湯である。

新花巻駅で新幹線を降り送迎のバスに乗り込んだところ、都内で「賢治の学校」を運営している鳥山敏子さんが同乗していて、車内で色々と面白い話を聞かせてもらった。在来線の花巻駅からはたくさん乗車してきたのだが、その中には今の教え子だという小学生とその母親がいて、前列に陣取ったグループで話の華を咲かせていたのだ。この日は全国中から「賢治の学校」関係者が大沢温泉に集ってイベントなどが行われるようだ。72歳になるという鳥山さんだが、生徒たちと担任という関係で未だ教育の現場で活動しているエネルギーには感服させられたのだった。

温泉に着きおいらは「菊水館」という別館に投宿。茅葺屋根の木造田舎風建物が旅情をそそる。館内には賢治さんが幼かった頃に家族ら大勢で撮影した記念写真が飾られていて、賢治ワールド満開である。宮沢賢治の文庫本でも用意してくるべきだったと悔やむがいまや遅し。賢治さんが愛した温泉の湯に浸かって空を眺めつつ、賢治ワールドに浴する貴重な時間を愉しんだのだ。

上州産の蒟蒻(こんにゃく)は刺身より味噌おでんで味わうべし

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上州群馬県の名物のひとつに蒟蒻(こんにゃく)がある。こんにゃくいもから加工されるこんにゃくは、群馬県内で90%近くが栽培されていて、そのほとんどが下仁田を中心とする群馬県西部の農地に集中されている。

上州人のおいらは幼少の頃からこんにゃくに親しんできた。味噌汁の具として、おでんの具として、あるいは刺身の具として、その食材は県民のお腹を満たしていたということがいえる。

だがしかし、こんにゃくという食材はダイエット食材として利用されることがほとんどであり、おいらは高校卒業後の上京してからその事実を知ったという経緯があった。

おいらが好きなこんにゃくの顔は灰色をしている。いわばロマンスグレーとでも云いうるような灰色をベースに、アクセントとしての黒ゴマの足跡を残しているというのが特徴である。

そして独特の加工手順を踏むことからも、灰汁を含んだ味わいもまたこんにゃくを味わう上で欠かせないのだ。

最近は東京都内で「刺身こんにゃく」なるメニューに出会うことが多くなっており、そのほとんどでがっかりと落胆させられる。その色形から、綺麗事の見え透いた味わいに至るまで、どれもが本来の日本産こんにゃくの条件を満たしてはいないと思われるのだ。

先日に地元で食した「蒟蒻の味噌おでん」はそんなマイナスなイメージを払拭するに充分な味わいだったのである。厚切りにされたこんにゃくの上に、甘辛く煮込まれたおでんの味噌がかけられているという素朴な料理なのだが、その素朴さが却ってこんにゃく料理の王道を歩んでいるということを実感させていた。

上州産の蒟蒻(こんにゃく)は刺身より味噌おでんで味わうべしなのである。

「生誕100年記念 ヘンリー・ミラー絵画展」の図録をゲット

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ふと立ち寄った古書店にて「生誕100年記念 ヘンリー・ミラー絵画展」という図録画集を発見したので、購入していたのだった。

中を開けて読んでみると、文豪ヘンリー・ミラーは30歳代から始めた水彩画において天賦の才能を発揮していた。彼はその後の生涯を通じて数千点もの絵を描いているがそれらも自由の精神にて満ち溢れているということが強調されている。

そしてページを括ってみたところ、最近ではよく云われる「ヘタウマ」的な作品がほとんどであった。とてもシンプルな線と色とで縦横無尽に筆を走らせている。水彩の色は濁りなく鮮やかであり、隣り合う色彩との相性が絶妙ではある。決して具象的には描いていない作品群の中には、とても鮮やかな色を駆使して、深い人生観を表現したものがあったと受け取っていたのだ。

其れはまた、ヘンリー・ミラーの作品を、これからもっと読んでいきたいと感じていた体験でもあった。

獰猛な顔を思いつつ「鱧の梅肉添え」を食する

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夏は始まったばかりだが毎日が暑苦しい季節ではあり、特にここ数日は戻り梅雨などとも云われるムシムシとした気候に打ちのめされる。そんな折、関東地方では未だ珍しい鱧(はも)の料理に出食わしたので早速味わってみたのである。

注文した「鱧の梅肉添え」というメニューは、湯引きした鱧の身を丁寧に骨切りをして、梅肉を添えて出されていた。関西地方の鱧料理の中では定番中の一品である。

そもそも鱧の湯引きと云うのは、関西地方ではポピュラーだが、関東地域に於いてはとても特殊なメニューとなっている。新鮮な鱧の身を湯引きする前にとても繊細な骨切りという調理工程を必要とするのだ。この骨切りを上手に出来る調理人は関東地域にはあまり多くはないのだろう。だからこそ本日の鱧の湯引き料理には何時になく満足感を味わっていたのだった。

そもそも鱧という魚類は全長1mくらい、もっと巨きいものでは2m以上はあるといい、ウナギ目・ハモ科に分類される魚の一種だという。鰻ほど脂は乗っていないので、その栄養素については軽視されているが、実はこれがとても生命力溢れる魚の一種なのである。鱧のいわば獰猛な顔はその顎と歯の発達した形相において特徴的である。同じ魚類の中では獰猛且つ個性的な種類として特筆できるのであり、その生命力から得られる食材としてのパワーについては注目に値するものなのである。

22種の野草穀物等、健康成分をブレンドした「黒健茶」

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22種の野草穀物等、健康成分をブレンドした「黒健茶」を飲んでいる。その原材料は、大麦、ハブ、とうきび、大豆、はと麦、黒豆、クコの実、熊笹、どくだみ、はま茶、柿の葉、びわの葉、スギナ、ナバナ、甘草、グァバ、クコの葉、アロエ、桑の葉、あまちゃづる、おおばこ、シモン、といった22種。それぞれが健康茶として単独でも商品化されているものだ。あたかもそれらを網羅した健康素材茶のショールーム的アレンジによる商品なのである。

おいらが実際に数週間飲み続けた印象としては、どくだみの味覚がしみるどくだみが主体の健康茶であり、柿の葉、桑の葉、等のダイエット志向のアレンジ商品であるということで、おいらも些かながら身体が軽くなった気分なのである。夏はこれを冷まして飲むのだが、薬草の味わいが結構いけるのである。

■黑健茶
http://www.kuronoya.jp/products/detail.php?product_id=69

「茄子の揚げ出し」は夏日には無くてならないメニューだ

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近頃は「茄子の揚げ出し」の料理をよく摂っている。暑い夏日にはトマトのメニューは必須であるが、その中でも揚げ出しを少し冷まして提供されたものはまさに、夏には必須レシピの代表格であると云ってよい。

88歳で今年には89歳になる父は、自宅庭を活用した家庭菜園で茄子を育て、育って食用になった茄子のほぼ全てを焼き茄子にして愛食しているのであり、たしかにこれは此れで美味しいのだが、揚げ茄子にしたらもっと美味しくかつ健康的でもあると思ってアドバイスしたいのだが、なかなかそのチャンスが訪れては来ないのではある。

茄子と揚げ油の親和性はとても高く、一面では脂分の摂りすぎと云ったデメリット的要素があるが、それでも此のメニューは欠かすことが出来ない。

例えば、冷やしうどんや冷やしそば、冷やし中華そばの具材として、揚げ茄子を添えれば確かな逸品に早変わりである。食欲不振に陥りがちな夏こそ、茄子の揚げ料理に注目すべきなのである。

夏にも美味しい「冷やしおでん」の注目はトマト也

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おでんは冬の食べ物だと思っていたのは昔の話ではあり、近頃平成の時代にあっては、おでんを冷やした「冷やしおでん」なるメニューが暑い夏にも幅を利かせているのである。

薩摩揚げ、蒲鉾、大根、蒟蒻といったおでんの定番的なおでん種に加えて、夏野菜のトマトが目に付くのである。冬の季節のおでん種としても市民権を得つつあるのがトマトなのだが、夏に冷やしたトマトを食べるほうが冬に食べるよりも美味いのは間違いない。

云わば当たり前の常識なのではあり、冷やしおでんにトマトは必須の食材と云う地位を得ているのである。夏にも美味しい「冷やしおでん」の注目はトマト也、ということなのである。

ちなみに冷やしおでんの具材としてあったのは、南瓜やシメジ茸などである。夏の食材ではないが冷たいおでんにはよく合っている。

マスコミ報道通りの自民圧勝の参院選挙に、今更ながらの落胆

 

参議院選挙の本日は故郷の上州で過ごしているが、おいらは都内で期日前投票を済ませていた。マスコミ報道にて予想通りであったとは云え、自民圧勝の今回の選挙については、今更ながらの落胆の思いでいっぱいであり、これからの我が国の針路に対しても悪しき影響を与えることが必至ではある。

株が上がれば経済好調だなどという短絡的な争点に終始された選挙結果のゆくすえではあり、なんとも云いがたい沈鬱な思いに支配された今宵である。唯一、今回の選挙でフレッシュに感じさせたのは、東京地方区にて山本太郎候補が当選確実を得たということくらいであろう。今まさに暗黒的我が国の将来がひたひたとおよびつつある。

かつて地元では慣れ親しんでいた「クワガタ虫」の子供に遭遇

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上州こと群馬へ帰省中のおいらではあるが、実家の家で、いつもの部屋へと足を踏み入れた途端に、足に何やらきりりと指すような刺激が走った。蚊でもなければ蜂でもない。そんな刺すような痛みは強烈に感じていたが、足の裏に巣くっていたのは、なんとも意外な昆虫こと、クワガタ虫の小さな子供のようではあった。ちょいと足をおいらが踏んづけてしまっていたことで、その子供のクワガタは元気がなかったようなのであった。子供クワガタにとっておいらの足は天敵でもあったであろうことは想像に難くないのである。強烈な暑さが襲っていた一時期は過ぎ去ったようだが、未だ暑い夜の木の葉に、本日遭遇したクワガタ虫の子供を置いて、今生の別れの儀式にも似たことなどを行っていたのである。

銀座の「シネパトス」が消えても「食事処 三原」は未だ健在

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今年3月には銀座の名画座「シネパトス」が消えて、三原橋界隈はてっきりと寂しくなってしまった。

シネパトスと軒を並べていた半地下街の食堂街はほとんどが其の営業に終止符を打って、今では名店の誉れ高き「食事処 三原」が一軒のみ。思えば同店には1年以上訪れていなかったのだが、久しぶりの「カツカレー」にはガツンとまいってしまった思いなのである。

衒いのないカレーの味ははじめて訪れた時のままであり、店内の雰囲気も其のままである。上にのったカツは前より些か小さくなったかのようでもあるが、カロリー控えめ志向のおいらにとっては丁度良いくらいの大きさであった。つけあわせの古き良きラッキョウがまたカレー味にアクセントを添えている。そしてなによりも、こんがりと揚げられた香ばしいカツとカレーのルーのハーモニーが夏バテ気味の胃袋を元気にしてくれていたのであった。

暑い夏には「つけ麺」で栄養補給なのだ

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暑い日々が続いている日本全国である。暑い日々にはソーメンや冷やし中華が幅を効かす季節でもある。

おいらは暑い季節にはソーメンや冷やし中華も食するが、だがそれ以上に習慣付いているのがつけ麺なのである。

叉焼やゆで卵といったタンパク質食材が豊富であり、麺類ならではの暑い日々にかき込むべきイメージにも似合っている。こんな季節にはラーメンよりもまたは熱い掛け蕎麦類よりも、中華のつけ麺が身近なメニューとなっている。

 

上州名物、逸品の「水沢うどん」を味わったのだ

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帰省中の上州群馬にて、久しぶりに逸品の「水沢うどん」を味わったのだ。

つるつるした食感が独特な水沢うどんだが、今回味わったものは、通常の水沢うどんよりも細めの麺であり、たまたま歯科治療中のおいらにとっては食べやすく、しかものど越しも抜群であった。

水沢うどんというのはそもそもは、上州水沢地内にある水澤寺(水澤観音)付近で提供される手打ちうどんであったものであり、つやつやつるつるした独特の麺が特長である。四国の讃岐うどん、秋田の稲庭うどんとともに、我が国の「三大うどん」の一つとして評価されている。

乾麺でも生麺でも無く、半生の麺をじっくりと時間をかけて茹でることにより、逸品の食感が生まれるのだ。

実は三大うどんの中では水沢うどんが一番なのであり、それは即ち我が国のナンバーワンうどんである。まだまだマイナーな郷土食である「水沢うどん」は、もっと全国的にPRされるべきである そんなことを考えつつ、上州の郷土食を見直しながらにうっとりである。

上州前橋の「だるまハイボール」で一献

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帰省するたびに地元の酒場に足を運ぶことが多くなった。あまり上州前橋には酒飲み族の名店といったものは無いが、それでも上州ならではのメニューにはいろいろ遭遇し、故郷の味を味わっているのだ。

前橋駅近くの居酒屋では、「かみなり鳥唐揚げ」といった地元特有のメニューなどが提供されていた。それ以上に目に付いたのが「だるまハイボール」。ダルマことサントリーオールドのウイスキーを炭酸で割ったものである。オールドがダルマのメインの酒だったということはユニークであり、以前には愛飲していたオールドへの思い入れを含めてとても味わい深かったのである。

上州酒場とも称しているその酒場では、かみなり鳥唐揚げというメニューが提供されていた。普通の唐揚げとは違いごまがたっぷりかかっていた。味付けは普通の旨いのしろものである。