映画「SPEC〜結 爻ノ篇」を視聴した

http://www.spec-movie.jp/index.html

昨日はと云えば思いがけない自由時間に見舞われていたので、映画館へと足を運んでいた。あまり前もっての観たい映画はなかったが、この日のおいらは映画館会場に着くなり「SPEC~結 爻ノ篇」を観ようと決めていた。ポスターだったか、主演女優の戸田恵梨香嬢の凛とした姿に心動かされていたのが視聴の決め手だ。これまでも何度かこの「SPEC」シリーズには接してきていた。一言で述べれば、判るようで判らないというストーリー。だが此れが終章だということが決め手となり、映画館の視聴室へと歩を進めたのだった。

主役の戸田恵梨香嬢は、その美貌を発揮していたと云うべきであろうが、ハチャメチャ的ストーリーの展開の中では、女優としての良さを受け取ることが出来なくて残念であった。同映画のシリーズ全般を観ていないおいらがあれこれ指摘するのも気が引けるが、戸田恵梨香嬢にはもっと美人女優としての活躍を期待したのに残念な思いを禁じ得ない。これは物語のプロット自体の問題であるかも知れないので、評価が微妙にならざるを得ないのだ。終章としては、此れ以外の結末は望むべきではなかったのかも知れない。然しながら主役戸田恵梨香嬢と助演役者加瀬亮との最期の別れは観たくはなかった。それがシリーズの結末としては悲し過ぎた。

清澄白河の居酒屋「だるま」にて東京風「アンコウ鍋」を喰らう

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東京下町の深川地域を散策した。地下鉄「清澄白河」駅を下車すると、「深川資料館通り」と呼ばれる小道に遭遇する。其のあたり一帯は深川資料館通り商店街というのだそうであり、深川資料館通り商店街協同組合によれば、昭和36年に法人化された、東西に延びる約800メートルの長さにおおよそ100店ほどの商店が建ち並ぶ近隣型の商店街だということである。資料館を巡る通りの中には個性的な古書店が数軒ほど軒を並べており、深川散策における旅人の景色を彩っている。おいらも何度か訪れているという、ご存知「深川丼」の専門店も軒を並べている。アサリの佃煮は此の地域ならではの特筆されるグルメ食材であり、おいらもお土産にと買い求めていた。

そんな「深川資料館通り」のなかば辺りにあるのが、地元の呑兵衛に愛される「だるま」という居酒屋である。居酒屋でありながら食物が充実しているので、腹が減って同店を訪れる地元民も多いという。「コの字」にレイアウトされたカウンターが、名店居酒屋としての条件をクリアしている。席に着くなり期待を膨らませてくれる。

メニューにはマグロなどの海鮮刺身類も豊富であるが、おいらが注文したのは「アンコウ鍋」である。冬季限定のメニューの鍋料理は数種類あり、そんな中で此の日にとても食指が動いたのがこのアンコウの鍋だった。北茨城地方で食べた本場の味噌味のアンコウ鍋とは違い、グツグツと沸騰する薄口醤油味の出汁で煮込まれたアンコウの身は、冷凍ものではあったが、あん肝も含まれていて、色々な部位を愉しませてくれていた。ポカポカするくらいに温まれたのであり、東京で食するアンコウ鍋も悪くはなかった。

■だるま
東京都江東区三好2-17-9

北海道富良野風「イカ塩辛のせじゃがバター」を味わった

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北海道富良野地方でよく食されているという「イカ塩辛のせジャカバター」を味わった。ほくほくのじゃがいもにバターと塩辛で味付けされた其れは、ほっこりとした大地の味覚に奥深さを付加している。

「じゃがバター」は全国共通のメニューだが、これにイカの塩辛をのせたというのが味噌ことポイントであり、いかにも味付けの味噌としての役割を、イカの塩辛が担っているのだ。最初にこのメニューを目にした頃は、塩気を加えるための塩辛だと早合点していたが、何度か口にしていると、其ればかりではなく、もっと北海道の郷土に根付いた歴史的味覚とも呼ぶべき要素の存在を感じ取っていたのである。イカとそのワタとが織り成す稀有な味わいが、じゃがバターの味わいに奥行きを与えていたとでも云ったらよいのだろうか?

今時の珍しい秋魚「カマス焼き」を食する

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カマスとは秋の魚の一種である。秋刀魚には知名度では及ばないが、先鋭なるキック力、脚力を活かして泳ぎは時速150km程にも達するという。この点においてはカツオやトビウオにも適わないという瞠目すべき能力である。俊敏な泳ぎや秀逸なルックスでは、けだし「秋一番魚」の称号も相応しいくらいだ。海中を生育の縄張りとする生き物の中では特筆した能力を示している。他に無い特殊な能力を有する生き物ではあるが、良いことばかりとは限らずに却って世の不条理に直面するものである。例えば人間社会の中では「カマス」的なタイプは、おそらく浮いた存在として生きていくことになるのであろう。そんなカマス的存在を連想するに、カマスでなくて良かったなどという勝手な思いに囚われてしまうのである。

ところで塩焼きにして出された「カマス焼き」に箸をつけて口にしてみると、これまた珍しい味わいなり。細身の身体は骨も太くて食べづらいが、骨の間に箸を入れて身をすくえば、ひとつひとつが味わい深いものだ。魚類の脂が乗っていることはもとより、繊細な白身の旨ささえ感じ取れる。干したカマスが人気だというが、生カマスを塩焼きにしたものの方がカマス本来の味に近づくことができる。カマスは薄塩の塩焼きが一番である。

関東風の正しき「湯豆腐」で温まった

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冬の定番鍋料理「湯豆腐」を、今季初めて食した。昼間から寒さが身にしみて、いつになく体長不良を自覚していたが、ほかほかと温まるにはもってこいのメニューである。

関東風湯豆腐の正しいレシピを踏襲していて、先ずは昆布で出汁をとり、4~5cmにカットした木綿豆腐を並べて、鱈の身とネギと春菊を合わせている。小さい切り身ながら鱈の身を加えることで、豆腐鍋にも奥行きが出るのであり、関東風湯豆腐のツボとも云えよう。

湯豆腐の味の決め手は、豆腐と鱈との絶妙の相性にある。それが近畿地方などでは「湯豆腐」は豆腐と昆布出汁のみ等といった、一地域善がりの風習がまかり通っており、そんな一地域善がりが関東の食文化にまで蔓延しているのは由々しき事態だ。

ところによってはタラの入った湯豆腐のことを「タラチリ鍋」などと呼んでいる。タラがどっさりと大量に用いられているのが「湯豆腐」との差異であるとも云えるが、それでも湯豆腐鍋にタラが必須であるというかっこたる基本は動じることがない。湯豆腐を食するにはいささか特別なる拘りが存在する。つまり湯豆腐の大切な脇役であるタラが在ることである。タラは銀ダラだったり真ダラだったりするが、豆腐のみの湯豆腐は味気ないのであり、重要脇役的存在である「タラ」が居てこそ、美味しい「湯豆腐」が成り立つのだ。

今年の流行語大賞はてんやわんやのてんこ盛りか?

例年の年末行事のひとつである「流行語大賞」が発表され、今年は例年になくてんやわんやのてんこ盛りの様相を呈している。何しろ例年になく大勝がてんこ盛りなのだ。予備校講師・林修氏の「今でしょ!」、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の「じぇじぇじぇ」、TBS系連続ドラマ『半沢直樹』の「倍返し」、東京五輪招致のプレゼンテーションで滝川クリステルが日本の魅力をPRした「お・も・て・な・し」の4つが年間大賞に選ばれたのだという。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/popular_word/?1385983946

ノミネートされた候補の中には、「アベノミクス」「特定秘密保護法」だという、いかがわしき政治色満載の代物が並んでいたのだったが、今回の大賞4作は、まだましな選考結果だったのかも知れない。

秩父「高砂ホルモン」で逸品のホルモン焼きを喰らう

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帰京のおり秩父へ立ち寄り、新たなご当地グルメとしてのホルモン焼きを食べることにした。訪れたのは「高砂ホルモン」。秩父のホルモン焼きの名店として注目されている。西武鉄道のCMでも取り上げられていることから、観光客の訪問が増えている。CMに登場する店舗か否かは分からないが、とにかく賑わっている、秩父の地元の名店である。

鮮度の良い生のホルモン食材が、先ずはボリューム感満点にボンと出されてくるのが圧巻である。出されるホルモンの部位はと云えば、カシラ、タン、レバー、コブクロ、ホルモン、等々の云わば定番的メニュー也。この日はコブクロが品切れだということで、其れ以外の定番を注文していた。

タンは外皮付きのものはとても硬くて歯の悪いおいらにとっては些か鬼門でもあった。カシラはとても良い部位の新鮮なものではあり、久しぶりに良きカシラを堪能。そしてレバーはまたこれぞ新鮮食材の極みのごとくが提供され、軽く炙っては、レア的レバーに舌鼓を打っていた。

レバーを焼く段になって、店員のおばさんがおいらの近くに寄り添っては、「これは焼き過ぎですよ。もっと軽く炙るくらいで充分ですよ」と、食のアドバイスを聞かせてくれていた。中盤からのレバー焼きは、ほとんど炙るくらいのレアで味わったのだが、思いの外に満足のメニューだったのである。

■高砂ホルモンお花畑駅前
埼玉県秩父市東町6-11
0494-24-7735

下仁田産「下仁田ネギのかき揚げ」は、上州ならではの逸品メニュー

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上州に帰省するたびに食べたくなるのはと云えば、地元下仁田産の下仁田ネギ也。今回はそんな下仁田ネギのかき揚げ天麩羅にありつくことになった。

当ブログで何度も紹介しているが、上州下仁田産の下仁田ネギとは、他の品種のネギに比べて見た目は、幹が太くて身が短い。生食や薬味としてよりも、天麩羅や鍋の具材やらにて特に存在意義を増すという、個性的なネギの品種である。そしてなによりも存在感が他を圧倒していることが、最大の特徴である。

食べた「下仁田ネギのかき揚げ」は、青ネギ、白ネギとそれぞれの部位の甘味や辛味をしっとりと味わせてくれた。ボリュームがあって辛味、甘味の夫々のバリエーションも愉しめる。上州ならではの逸品のメニューのひとつであった。

海老不信の昨今に「アカ海老」の寿司を喰らう

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海老不信の昨今に居るなかで「アカ海老」という寿司だねにありついたのだ。生で食する食感を満たすようであり、ぷりぷりしすぎず、新鮮なる海老の甘味に魅せられていた。

高級中華料理店にて食材偽装事件が相次いでいるおかげで、海老料理に接するたびに、この海老は本物か否か? 偽装食材か否か? 偽装の手口は? 等々の猜疑心が湧き上がって仕方がない。中華料理の業界にとどまらず、大きな海老は「大海老」、小さい海老は「小海老」と表記して逃げているという外食産業の現状が垣間見れる。小さな海老が芝海老なのかバナメイエビなのかの違いは、食の素人こと大勢の一般人にとっては判別しがたい。さらにブラックタイガーと車海老の違いなど、調理皿に乗った料理を見て判別がつくものではない。そんな素人の弱みに付け込んだ食材偽造なのだから、極めてたちが悪いと云わねばならない。

アカ海老とは車エビ科に分類され、赤褐色の体色が特徴である。赤褐色の殻をむいてみると、白く身の締まったエビの身が現れる。これがコリコリしすぎずにエビの甘味をダイレクトに舌に伝わるのである。中華のエビ料理がつまらなくなる。やはり海老は生で食するに限るのである。

澄みきった「牛筋煮込み」のスープは絶品だった

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一般的に「煮込み」という料理には「もつ煮込み」と「筋煮込み」が双璧をなしている。おいらの好みはといえば筋の煮込みの中でもとりわけ「牛筋煮込み」ということとなっている。

牛筋とはアキレス腱の部分や腱がついた肉の部分を指しており、にはゼラチン質が豊富に含まれており、脂身は少ない。ホルモンの部位とは異なり、あまり小売店のショーケースには並ぶことが少ないと云う。専門店での調理法が映える部位なのである。名店の「牛筋煮込み」は、ほぼ飲兵衛たちの支持によって長い命脈を維持しているのだと云っても良いのだろう。

余計な調味料を含まない澄み切ったスープの中には、清々しいくらいの煮込まれた牛筋の姿があった。そんなスープの中には大根の姿が待ち受けていたのであり、おでんの具としては贅沢過ぎるくらいの大根おでんを味わうことが出来たのである。

久しぶりに「タコの唐揚げ」の味に舌鼓

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近頃では時々は食らうこの「タコの唐揚げ」というメニュー。食感は生タコ、茹でダコよりも弾力がありもっちりしていて悪くない。しかも柔らかくもあるが、タコのもっちり感はそのままに残されているので、特別な食感を愉しむことができる。
注文して周りを見渡すと、隣のおやじは鶏の唐揚げを食っておった。鶏唐揚げこそはおいらも幼少の頃よりポピュラーであり栄養価が高く、文部科学省推薦のメニューだろう。
普通に調理して揚げた鶏の唐揚げはほとんどが、不味いはずが無いくらいに旨い。
鶏肉に代わるくらいにこのメニューが普及することはあり得ないということは明らかなのだが、それでも「タコの唐揚げ」のメニュー促進についてはこれからもっと気合を入れてアピールしていかなくてはならないということが云えよう。
そもそもタコを唐揚げにするという料理は、おいらの田舎には無かった。それどころかおいらが上京し、東京の都会の垢に染まりつつも都会生活の中で溺れていた時期においても食べたことは無い。
このメニューが全国的に注目を浴びたのはおそらく、菊正宗のCMであったのであろう。
生かあるいは茹でたタコを食するのが通常の市民の慣わしであった時分に、いきなり変梃りんなメニューがブラウン管を席巻していたのであり、驚きであった。

中野区沼袋のやきとん専門店「やきとん たつや」のやきとんで一献

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西武新宿線の沼袋駅で途中下車。中野区沼袋のやきとん専門店、やきとんが美味いと評判の店舗「やきとん たつや」で一献傾けていた。一本一本の串焼きを炭火で丁寧に焼いている様を眺めているときから、期待を裏切らず、評判通りの専門店ではあった。

カシラ、タンと云った定番ヤキトン串焼きを食した後には、里芋やタマネギやその他のユニークなメニューを注文していたが、概ね期待に違わぬ味わいであったのだった。

西武新宿線界隈には、隣駅野方に「秋元屋」があるが、「たつや」はその兄弟店か弟子店か舎弟店かの店舗らしい。だが然しながらたつやが劣っているということではないのだ。モツの素材の鮮度は秋元屋に歩があるが、意外なネタを使って炭焼きにして提供するユニークさ、面白さ、勉強熱心さにおいては秋元屋を凌いでいるのだ。また再訪したくなる店なのだった。

■やきとん たつや
東京都中野区沼袋3-27-6 1F
03-5942-9986

解禁されて間もない「ボジョレヌーボー2013」を飲み干した

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先日11/21に解禁されたばかりの「ボジョレヌーボー2013」を、今宵は飲み干していたのだった。今年のボジョレの産地のブドウは天候に恵まれ成熟したブドウがとれていたということであり、例年にもなく良質の風味豊かな「ボジョレヌーボー」が出来あがっていたということである。

スーパーを訪ねるとやはり「ボジョレヌーボー2013」のコーナーが設置されており、数年ぶりに購入して飲んでいた。おいらは毎年飲んでいる訳ではないので例年のボージョレとの比較はできないが、久しぶりに口にしてみたボージョレは、スカッとしてフレッシュなブドウの風味が体験できて、特別なるワインであることは間違いないのだった。

群馬で地産地消的「下仁田ネギの鍋」にほっこり

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故郷の上州こと群馬に帰郷する機会が多いのだが、思いがけなく「下仁田ネギの鍋」という逸品的メニューにほっこりと温まったのだ。鍋の具には上州下仁田町地域特産の下仁田ネギを中心にして、豆腐、油揚げ、そして麩といったシンプルな取り合わせ。

和風出汁によって煮込まれたその鍋料理はあっさりとしてしかもネギの風味がたっぷりと漂う逸品的メニューであったと云えよう。

おいらもこれまで、下仁田ネギが鍋の主役になるなどとは考えたこともなかったのだが、この「下仁田ネギの鍋」を食してみて、はじめてその事実、下仁田ネギが歴とした鍋の主役に相応しいということを理解したのだ。

それは例えば都内に流通している一般的なネギに加えて深谷のネギや京都の九条ネギ等々と云ったブランドネギにも成し得ない存在感を、下仁田ネギが持っているということなのだ。多品種ネギのように薬味としての使用以上にネギ自体の存在感を有しているのが下仁田ネギである。

他の品種に比べて極めて太く、加熱すれば甘みが増して出汁の味を吸収するといった下仁田ネギ特有の効能が生きたとても逸品の鍋料理なのであった。そしてこれはまさしく地産地消的なメニューだったのである。

2014年版のスケジュール手帳を購入

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年の暮れを意識するこの頃になると、文具店や書店には「手帳コーナー」がお目見えする。少し早いとも思えるのだが、コーナーで手に取っているうちに自然な流れで2014年版手帳を購入したのだった。数年前からずっとダイゴー社製のシンプルでコンパクトなタイプを使用していたが、今回14年版は、少し大きめ文庫本サイズの表紙カバー付きのものを選んでみた。文庫本を持ち歩く癖がついているおいらにとってはなじみ深いサイズである。TVCMでもおなじみの有名な高橋書店製の代物だ。

この手帳の中身の基本的スタイル、基本的仕様はと云えば、月間及び週間のスケジュール記入欄が主を占めているということだ。シンプルに1週間のスケジュール記入欄が基本に置かれている点が何よりの好意的ポイントだ。これについてはもう10年以上同様のスタイルを選択している。

スマホやパソコンでも出来るが、やはり毎日の予定確認やスケジュール管理、スケジュール作りにアナログの手帳は欠かせない。明日の為に欠かせないアイテムのひとつではある。

「昆布の味噌汁」で温かなほっこり感を堪能する

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昆布から摂った出汁をたっぷりと使って「昆布の味噌汁」をつくったのだ。乾燥した昆布から煮た昆布出汁をとって、出汁をとって柔らかな昆布を細切りにして具にしていた。合わせた食材はと云えば舞茸とほうれん草。昆布出汁にも相性バッチシであり、とても温かく食することとなっていた。

当メニューは時々思いついたようにして、此の味噌汁をつくって味わいたくなる。普段のかつお節味とはひと味ちがっていて味わい深く、ほっこり感はこちらのほうがはるかに上である。

これから「和食」がユネスコ無形文化遺産に申請されるということだが、カツオ出汁に加えて昆布出汁がまた、和食こと日本料理の基本であることは明らかである。そんなことを味わい深く感じ取っていたのである。

巨大な中国産の「ニンニク焼き」を食した

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巨大なニンニクの炭焼きを食したのだった。

近頃気になっている肝臓病対応のために、とりわけ気にして摂っているのが大蒜である。一房一房を串に指し、炭火でじっくりと焼き上げる。じわっとニンニクの実からエキスが漏れ出てくれたら食べ頃なり。食感も味わいも満足の逸品だ。

其のニンニクは通常のものの3倍くらいはある巨大なものであった。マスターに産地を尋ねると中国産だという答えが返ってきた。

巨大な国土を有する国だからニンニクが巨大に育つとも考え得難い。ある種の特別な特別変異があったのかとも想像されるが、確かな証拠はどこにも見当たらない。いったいこの巨大な大蒜の正体は?
とりあえず記しておくことは、その巨大な大蒜の味わいは充分に大蒜のそのままの味わいであり、美味だったということ。例えば不味かったとすれば却って論点が整理されたのだが、決して不味い食材ではなかった。日本の農家にでも作ってほしいと思われるくらいの代物であったのである。

秋の魚「サバ」は漸く最近になって美味くなってきた

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秋の魚とされる「サバ」は、秋が中々到来しなかったというこれまでの今年の状況から、漸く今頃になって市場に多くの姿を見せるようになってきている。

主に酢に漬けて「シメサバ」として提供されているが、中には生のサバに薄酢に浸したくらいの新鮮なものまである。そもそもサバは足が早いのでシメサバが定番となっているのだが、シメサバか刺身かにはこだわらず、新鮮なサバであるにこしたことはないのだ。青魚らしい鮮青色の身は秋魚の中でも特筆すべき味覚を主張している。

秋の魚「サバ」は漸く最近になって美味くなってきたということなのである。

冬本番を前にして、静岡風「黒おでん」にほっこり

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冬本番を前にして、静岡風「黒おでん」に食する機会がもてたのだった。静岡のおでんと云えば「黒おでん」が定番。黒おでんの特徴は、牛筋でとった出汁に黒醤油のスープである。黒々として脂もギトギトしていることからしつこいのかと思われがちだが、決してそうではない。定番的おでん種の大根をはじめとして黒い出汁に煮込まれたおでんは想像以上にほっこりと味わい深いである。

関東風のおでんよりもこくがありしかもあっさりと胃袋に染み渡る。今や静岡を訪れる機会はほとんど無くなったが、昨今では都内にもこうした静岡風おでんを提供する店舗があるので、これからの冬の季節には屢々通いたいスポットとなっている。

黒おでんに欠かせない具が「黒はんぺん」であり、此れもおいらが黒おでんを求める一つのアイテムである。ちょうど良いかたさの歯触りや魚介の風味が虜にさせるに充分なのだ。