ファンモン解散後の「宮城」の「ファンモンラーメン」は当時のまま

funmon01
ファンモンこと「‪FUNKY MONKEY BABYS‬」が解散したのは昨年2013年6月のことであった。1年弱の時間が経過してから初めて、おいらはラーメン専門店「宮城」を訪れ「ファンモンラーメン」を味わっていた。同店舗で「宮城」では本日もファンモンのファンと思しき女性のグループが陣取ってファン同士の交流を行なっていた。未だに同店はファンモンマニアの聖地の一つであった。

そもそも「ファンモンラーメン」とは、八王子ラーメンの基本を踏襲した宮城ラーメンをベースに、濃緑の海草のようなもの「岩海苔」がどぼっと載っている。大量の海藻がトッピングされてい るのであり、この海草こそが、メンバーモン吉がお気に入りの岩海苔なのだ。ファンモンによるプロデュースによって生まれたのだ。つまり、「ファンモン麺」とは 「ファンモンのファンモンによるファンモンのためのメニュー」だということになる。たしかに岩海苔は八王子ラーメンのスープに良く馴染んでいて美味しいの だから、ファンは口コミネットワークなどを経て、益々ファンモンの味に群がるのだろう。

■ラーメンのデパート 宮城
八王子市子安町 4-26-6
電話 0426-45-3858

八王子のパスタ専門店「PiaPia」のナポリタン

napori01
地元八王子はナポリタンの専門店が数多く存在するということを、おいらはつい先日に知ったのであつた。そんな先入観もあり、地元散歩のかたわら立ち寄ったのが「PiaPia」というパスタ専門店。迷うこと無くおすすめ一押しのナポリタンを注文していた。

甚大な期待の後に出されてきたのは云わばありきたりの、ケチャップ味のナポリタンそのものではあった。それでも玉ねぎやウインナーソーセージの調理法は正に抜群のものであり、それなりの正統的ナポリタンの味を味尽くしたといつてもよい。和風パスタの代表的メニューであるナポリタンの、正当なるレシピを受け継ぐ店舗の味として馴染みになりたいという思いを強くしていたのであった。

■ピアピア (PiaPia)
東京都八王子市三崎町2-3

「カレーコロッケ」は揚物界のニューウェーヴの味わい

kroket01
コロッケとはそもそも洋食でありながら日本の大衆食の代表でもある。主にジャガイモを原料としているが、ひき肉、カボチャ、クリームソース等々を原料としたものもある。それにも増して意外な材料の「カレー」を原料にしたのが「カレーコロッケ」。カレー味のジャガイモコロッケではなくて、カレーが丸ごと具の原料として用いられている。

箸で衣を突つくととろりとしたカレーがしみ出して行きピリリとした馴染みの辛さがのどを突つく。此の具材はインドカレーや洋食カレーではなくとろみの備わった日本風カレーでなくてはならないのである。

馴染みの居酒屋のランチメニューとして出していたカレーの残りを使ってコロッケにしてみたのが、此の新メニュー誕生のきっかけだと聞いた。まさに揚物界のニューウエーヴの味わいなのである。

長き冬の風雪に耐えて庭のチューリップが芽吹いていた

ち01
本年の冬は例年になく長くて厳しいものであった。都内に位置する我が家においても百年ぶりだとかの大雪が襲っていたのであり、今年の春の到来は例年とは比べるべきも無く深く深く待ち望んでいたのであった。

そんな春の到来を本日おいらは感じ取ることが出来た。それは我が家の庭でチューリップの若芽が芽吹いていたことに依っている。今年くらいの厳しい冬を越して春の芽吹きに遭遇するなどということは考えすることさえ出来なかったからなのである。

昨年までの春咲き球根類がそのまま風雪に耐えて生き残り、チューリップやアネモネなどのこれらの球根類が春の息吹に刺激されて芽生えたものと思われる。人間の手の及ばないところでも自然の芽生えが継続されていることに、とても嬉しい思いがあった。すっかり寒さが浸透して中々冬を通り過ぎることが出来ないようなこんな季節の中でも、根を広げてまっすぐ上を向いていた、そんな球根の芽を見つめると、春の来ない冬は無いということを実感した。

八丈島の地元グルメ「島寿司」を味わった

simasushi01simasushi02
八丈島の地元が発祥という郷土料理の「島寿司」を味わった。江戸前とは異なる郷土色としての美味しさを充分に堪能することとなっていた。

そもそもこのメニューとは、白身魚のわらさを「醤油漬け」にしたものが素材である。一般的な握り寿司と異なり、わさびの代わりに練りがらしを用いているのも特長である。練りからしが握りの寿司に似合うことはこの島寿司を味わえば納得のかぎりなのであった。

「とんとんのまち前橋」でマスコットの「ころとん」に遭遇

tonton01

tonton02

何時からだったかは知らぬがおいらの古里前橋は、「とんとんのまち」と呼ばれている。とんとんとはすなわち豚のことを指しており、豚肉の飼育、生産量が多いということからこのキャッチフレーズが名付けられている。おいらの知る範囲で云えば、大胡周辺や赤城山山麓界隈にて養豚所が数多く存在している。空っ風に代表されるような上州の云わば厳しくもあり逞しくもある吹きっさらしの自然環境で育てられた豚は、主に食用に供されるのだが、大自然の環境で生育した豚肉はそれだけでも貴重な食材なのだから、これを前橋のシンボルとして打ち出そうと画した市の広報関係者たちの努力には敬服する次第である。近頃はおいらも、「とんとん」のポスターやのぼりが掛かるお店が在るとどんなもんかと足を踏み入れてしまうこと多かりしなのである。

ところでとんとんのまちこと前橋のマスコットキャラクターは、豚のぬいぐるみで此れの名前を「ころとん」という。丸々とした豚の姿のぬいぐるみである。前々から知ってはいたが、本日は初めて「ころとん」に遭遇することとなっていた。前橋市民にもなかなか人気が浸透していると見えて、同時にハグを求めたり一緒に撮影を願ったりという光景にも遭遇することとなっていた。

佐村河内守の「謝罪」会見パフォーマンスに一言

今頃になってのこのことマスコミに出てきた佐村河内守が謝罪会見をしたというニュースに接しておいらは、この男の精神分析には此後は特に関心を持って見て行きたいという思いを改めて抱くこととなった。謝罪会見の全てを目にした訳ではないが、一つにはこの男は自分自身の脳内空間には己の自己満足的完結にしか関心の的がないのではないかということだ。自己完結させた謝罪やら反論やら、新垣隆氏に対する恫喝めいた発言等々、まさに矮小な世界観を露わにしている。こういうものを滑稽至極と呼ぶのもまたさもありなんということなのか・・。

映画「小さいおうち」の黒木華さんの演技にドキドキ

http://www.chiisai-ouchi.jp/index.html
山田洋次監督による映画「小さいおうち」を鑑賞した。この映画では家政婦を演じた黒木華さんがベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞したこともあり、ひっきょう初めから最後まで黒木さんの演技にドキドキ、ウキウキなのだった。けっして美人顔ではない黒木さんの独特な存在感、役柄に同化しきったプロ根性といったものには惹き付けられない訳にはいなかったのである。山田洋次監督の丁寧な演出に感心しつつ、黒木さんの役柄は彼女ならではのドキドキ感を感じさせるに充分なものだった。

物語の時代背景は支那事変から太平洋戦争へと突入する近代日本における暗黒の季節なのだが、戦争の足音をさりげなく小市民の生活感によって描いているのが秀逸である。プロパカンダにけっして陥ること無く、時代の生活感を皮膚感覚までに昇華して表現することに成功している。

物語の後半部分で、黒木さん演じる女中がはじめてと云ってよいくらいに唐突に、若妻こと松たか子に意見するシーンがある。困難な時代においても自らの恋心を抑えきれずに若妻を難詰する。緩やかに進行していた物語のトーンが一挙に緊張感を有して行く場面である。

小さなおうちに行き交う人々の愛と憧れ、そして若き人妻と美大出身の若き男との不倫関係、若妻に仕える黒木さん演じる女中と若妻との魂の交流や葛藤、等々のテーマが渾然一体となって、良質な映画らしい映画に仕上がっているのである。

春夏を告げる「空豆」の焼きを味わったのだ

soramame01soramame02

春から夏を告げる巨きな青い豆が「空豆」である。通常は茹でて味わうものだが、焼いても旨く、少々硬いが身が締まっていてかえってその野趣を味わうことができる。特に弱火でじっくり時間を掛けて焼いた空豆には頬が緩んでしまうくらいだ。さやごと火に掛けるので焦げたさやを目の前にするとグロテスクではある。それでも手で裂いてみれば、鮮緑色のはじけるような豆の生命感を感じるのであり、そんな豆の身を見るにつけ漸く春の季節の到来を実感することとなった。

見た目も青々としていて、豆類の中では大降りの存在感を示すのが、この季節の「空豆(そらまめ)」である。名前の由来は、豆果が空に向かってつくため「空 豆」とされたという説が有力である。これからの季節には、「空豆(そらまめ)」が酒場のメニューにのる機会が増えるのであり、チェックも怠り無くなるのだ。空豆については豆の大きさが特筆されるが、大きいことは良い事だということばかりではないのである。押しの強い見た目に加えて、ビタミンB群をはじめとす る栄養素豊富であり、食感もまた他には得がたいものがある。豆の生豆として味わうならば、空豆を第一番に推奨するのが常識的でもある。

Windows XPパソコンが急激なパワーダウン

おいらが愛用しているXPのノートパソコンが、最近になって急激なパワーダウン。長い付き合いのマシンであるが、此れまでサクサク動いていたマシンが、まるで何かの病気に罹ったかのような状況なのだ。ネットサーフィンさえままならなくなった急激なパワーダウンの原因は何なのだ?まさかとは思うが、この4月だかにXPサポートを終える為のマイクロソフトのパフォーマンスなのではないかと疑ってしまう。

キムチ鍋と稗そうめんはとても相性が良い

nabe01nabe02
冷蔵庫に残っていたキムチを使って「キムチ鍋」をつくった。キムチ鍋のもとと共に古漬け風のキムチの酸っぱい汁が良い出汁を出している。

具材は豚肉、白菜、葱、茸類などと当たり前のものだが、植物性乳酸菌の独特の酸っぱい出汁のおかげで食欲も上昇。具を食べ終わった後の〆には「稗そうめん」を用いたら、これまた酸っぱい乳酸菌の出汁を吸ってするすると良い音をたてながら喉に吸い込まれて行ったのだ。

旨いぬか漬けを口にすれば弱った胃腸も甦る

nuka01nuka02
旨いぬか漬けに出会うことは貴重な体験である。大手のスーパーで売っている「ぬか漬け」では本当のぬか漬けの味は味わうことが無い。

たまたま都内の散歩の途中で立ち寄った八百屋の店頭には旨そうなぬか床に顔を出しているぬか漬けたちが目に留まっていた。とりあえずカブとキュウリのぬか漬けを購入して、晩餐の一品に加えてみたら、これがなかなか無かった出会いとなっていたのである。

よくある塩漬けの漬け物とは異なり、まろやかな酸味が口の中でハーモニーを奏でていた。植物性乳酸菌が胃袋に侵入して弱った胃や腸を調えてくれるようでもある。そんな滅多に出逢えることの無かった逸品の日本の料理なのだった。

寒ブリのアラを「ブリ大根」にして味わった

buri01buri02
長い冬が漸く終わろうとするころ、地元のスーパーで、目つきも鋭列な印象の美味しそうなブリのアラを発見。早速買って帰り、ブリ大根を作ってみたのだ。ブリの脂が大根に染みて、こんな大根料理はブリにしか作れないなと妙に納得なのだった。

出世魚の代表ことブリは冬が旬だ。冬のブリのうまみを、これまた最大限に生かした料理は「ブリ大根」ということになる。「ブリ大根」の基本とは、大きくカットした大根にブリの旨味を吸わせて味わうということになる。大根は大きくカットせねばならないのであり、薄切り などにされた大根では此の味わいは体験出来ないのである。そしてそれなりの調理時間を必要とされる。大根の煮時間も20分は下ることがなく、決して簡単レ シピではあり得ない。そんなこんなの条件を満たしつつ「ブリ大根」を調理。新鮮なブリの切り身を用意した以外は、取りたてての調理法を使った訳ではなかったのだが、程よいブリのあまさがおいらの喉を唸らせるに充分なる出来前ではあった。冬季の酒のつまみ的料理として、これ以上の 奥深い味は無いものだと実感させるに充分である。

たまに味わいたい逸品の「川海老の唐揚げ」なのだ

kawaebi0
地元の居酒屋で「川海老の唐揚げ」を食したのだった。川海老とは其の文字のごとくに川で棲息する海老の事を示している。だが日本の食卓にはこれまではあまり登場しない食材であった。ちなみに、川にて棲息する海老のことを「スジ海老」と呼ぶところもあるようなので要チェックである。

その姿形がとても小さいという存在感からか、主にはシンプルな唐揚げにして食される。油で揚げることにより海老の殻が柔らかい食感で提供されているのだ。そもそも海老の殻は天然のグルコサミンが豊富であり、高齢者たちのグルコサミン不足を補ってあまりあるくらいの代物なのである。川海老ここにあり、というくらいに希少な食材なのである。

瑞々しい「初カツオのっけもり」を味わった

katsuo01
瑞々しい「初カツオのっけもり」を味わったのだ。初カツオの刺身にミョウガ、レタス、青ネギ、ショウガ、等々の薬味をあえてポン酢味に調理したのっけもり。四国地方で食される「土佐作り」も此の料理に似ている。初カツオのさっぱりした海の幸と初春の薬味の若々しさがとてもマッチしている。

「目には青葉 山時鳥(ほととぎす)初松魚(かつお)」という山口素堂の有名な句に象徴されるように、「初ガツオ」といえば春を告げる味として有名だ。いや春というより も、現代では5月から6月にあたる、初夏に近い季節の味として広くいきわたっている。今年は早くもフレッシュなる「初ガツオ」に出くわしたのだった。カツオはたたきよりも断然に刺身が上だが、それに薬味をくわえることで特に旬の季節料理の有力メニューに昇華されたのだ。

八王子「弘福」の蒸し餃子はおすすめ

gyouza01 gyouza02
地元の中華料理店の「弘福」で、餃子ランチを食した。餃子専門店ならではのメニューは、焼き餃子の他に蒸し餃子があり、此の蒸し餃子の餡も様々な種類があって、いろいろと楽しませてくれるのだ。

ランチに食したのはニラと鶏肉の蒸し餃子。一般的な焼き餃子よりも一回り大きくて皮ももちもちとして厚めである。蒸し餃子ならではのもちもち感がぐっと迫ってくるので食べ応えも満点の印象。箸で皮を破れば餡から滲み出た肉汁がじわっとした姿を現し、其の姿こそが中華点心料理のトレードマークかとさえ思わせる。あまり肉料理には関心が持てないおいらでも、この蒸し餃子から滲み出される肉汁には唸ってしまうのだ。

■弘福
東京都八王子市小門町1-3

十条の名店「斎藤酒場」にて一献

saitou01saitou02saitou03
JR埼京線「十条」駅にて途中下車。駅前商店街の「斎藤酒場」へ向かっていた。下車して数分、其処には北区十条地区の下町ならではの商店街にマッチした風情の「大衆酒場 斎藤」という暖簾が待ち構えていた。重厚な趣ある暖簾の奥には更に重量感ある木製の引き戸をぐいっと引いてみると、中には大勢の酔客が陣取っていた。夕日が落ちて間もない5時くらいだというのに此の様は何だ! 酔客達の聖地と読んでも良いくらいの現場に足を踏み入れていた。中島らもが愛した今では数少ない酒場であることが一瞬にして諒解されたのである。下町の酒場にしておくには勿体無いくらいの存在感である。

メニューはそうは多くなくて所謂居酒屋における定番メニューだらけだ。マグロのブツ、串揚げ、ポテトサラダといったメニューが運ばる度に、いちいちとこの美味しさやあるべき存在性について感じ取っていたくらいなのである。例えばある種の哲学的表現を借りるならば、意識が存在を規定するのではなく存在が意識を規定するという、まさにそんな存在を目のあたりにして立ち竦んでいたということなのだ。

特に常連と思われる中高年の呑兵衛たちは必ずと云ってよいほどポテトサラダを注文している。居酒屋メニューでありながら家庭的なメニュー風の要素も在る。だからからこそ家庭的メニューの一端をポテトサラダ、略称ポテサラが担っているのだというとなのだ。家庭内における食生活の乱れが招いた現象と云えるのかもしれない。

「生姜挙げ」は関東にはない関西ならではのメニュー

syouga0

おいらの地元の串揚げ店にて「生姜挙げ」というメニューを食したのである。辛くて生ではとても口に出来ないくらいの生姜という食材を串に刺して揚げていくというメニュー。これは関東地方ではほとんどこれまで味わうこと無かったので、好奇心に気おされて注文してみた。

何より以上に驚いたのは、生姜が生姜の辛味をマイルドにアレンジさせたということにある。生姜が口に含めばとてもマイルドに味わうことが出来たのであった。

「生姜挙げ」というものは関東にはない関西ならではのメニューなのである。

昨晩の「モツ煮込み」を「モツ煮込みカレー」にリメイク

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
昨晩作った「モツ煮込み」料理はちょいと作りすぎたきらいなどあり。そのままカレーのルーと一部香辛料などを加えて「モツ煮込みカレー」にリメイクしたのだ。そうしたらば想像以上、期待以上の仕上がりに満足至極なのである。

一般的なカレーの食材とは異なり、大根、牛蒡、蒟蒻、等々の冬野菜はカレー味が染みてだいぶ味わい深くに美味しく味わうことが出来たのだった。煮込んだモツと其の出汁が効いていることが此の料理の奥行きを作り上げる条件の一つであり、しかも昨日の味噌味が此の特製モツカレーの隠し味として効いているのである。

居酒屋メニューの定番料理こと味噌煮込みとともに、和風出汁の効いたカレー料理もまた日本人にとってのソウルフードであることを再認識させていたのだ。

モツ煮込みの翌日はモツ煮込みカレーというパターンがこれから益々増えていくことと思われる。

寒い夜には冬野菜根菜をふんだんに使った「モツ煮込み料理」で温まるのだ

もつに1もつに2

冬の野菜と云えば、牛蒡、人参、大根、蒟蒻、と云った根野菜が旬であり美味しいのである。そんな冬の根野菜をたっぷり使って「モツ煮込み」をつくったのだ。

豚小腸を中心としたモツの出汁が効いたベースのスープに、冬の根野菜がじっくりと煮込まれて、まさにこれぞの冬季の味のハーモニー。出汁とともに基本の味付けは味噌がベースだ。この味わいのハーモニーこそは冬季の日本の食生活の根幹を示している。

冬季の季節料理と云えばこの冬野菜根菜をふんだんに使った「モツ煮込み料理」にとどめを刺すのだと云ってよいくらいなのである。