「メロかまの煮付け」の食感に舌堤

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「メロかまの煮付け」を食した。「メロ」という魚は一般的には馴染みが薄いが数ある白身魚の中でも大型種で、成魚になるとその体長は1メートルを越えるという。日本に輸入される此の魚は、主にチリ、アルゼンチンなど南米で漁獲される。「マジェランアイナメ」というのが正式名称とされている。少し前には「銀ムツ」という名称で流通していたが、ムツ科の魚とは分類が異なっており、同「銀ムツ」という名前での流通が禁止されたという経緯もある。いわく付きの魚と云っても良い。

大型魚ならではの頭部の食材、カマの料理であり、コラーゲン豊富なプリプリしたその食感が見事の一言だ。煮付けの味付けはオーソドックスな和食ならではだが、外来魚としてのメロの食感が、何故か新しい。酒の肴にももってこいなのである。

上州菓子の新しい定番になりそうな「繭玉まんじゅう」

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上州前橋のお菓子といえばかつて「片腹饅頭」が定番であったが、其れが無くなって久しく寂しい思いを感じているのはおいらだけではないのである。だが新規に「繭玉まんじゅう」という、郷土の饅頭に接することができたのであり、其の姿かたちや餡の甘あましさなどが新しき郷土の定番菓子となり得べき要素を有していることを知り、ある種の感動を覚えたのである。

此の度「富岡製糸場」が世界遺産に認定されたように、そもそも上州は絹産業が盛んな地域であり、絹の基となる繭とは、其れこそもっとも親しみやすいアイテムではあった。そんな繭の姿を模ったお饅頭は、過去の片腹饅頭に引けをとらないくらいに、郷土の味を感じさせるものではあった。

「シイタケの肉詰め」を食した

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シイタケの肉詰めの串焼き料理を食したのだ。肉詰めメニューの中でシイタケはピーマンやレンコンの串焼きほどポピュラーでは無く、なかなか旨い串焼きにはなかなかお目にかからない。何よりもまずシイタケの身がふっくらと肉厚で無ければならないことに加えて、焼き方も重要だ。炭火の遠火でじっくりと焼かないとシイタケ本来の味が損なわれてしまう。今回出逢った「シイタケの肉詰め」はこれらの条件がクリアーされた美味なものだった。

夏バテ解消には「大蒜(にんにく)の素揚げ」が効果あり

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昼の熱暑で早くも夏バテの気分なり。そんな時に頼りになるのが大蒜なのだ。そもそも一般的には餃子の具や炒めものの香り付けとして用いられるが、もっと大蒜の効用を得るための料理としては、大蒜の素揚げがお勧めだ。丸ごとに大蒜を食することができて、なおかつ大蒜特有の独特で濃厚な旨味を味わうことが可能である。

野菜を簡単に味わう調理法といえば、生野菜のサラダ類を除くならば、素揚げがもっとも代表的だ。煮たり焼いたりするよりも単純明快に素材そのものにアプローチしている。すなわち余計な味付け調味料等々が介在しないという其の分、シンプルな野菜の具材にアプローチすることができるのである。

疲労回復を齎す元気の元として注目される代物でもある。だがもっともっと積極的にニンニクを食していこうと自覚したのは、肝臓病予防の効果があるとされていることが大きい。アルコール等によって肝臓に負担をかけ続けているおいらにとっては、肝臓病をあらかじめ予防していくことは必須である。そんなことを近頃は自覚しつつのニンニク摂取なのである。

「秋刀魚の開き」はもっともっと味わうべき料理だ

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魚の開きと云えばアジの開きが定番なのだが、アジばかりでは飽きてしまう。そんなところで近頃は「秋刀魚(さんま)の開き」が流通していいることに気付いた。サンマが大衆魚として大量に流通しており、保存食としての開きとして加工されているのだということを想起される。果たしてその味は如何なるものなのか? という興味が、実際の料理を目の前にして沸々と湧いていた。

出てきた料理を目にして、一見して「開き料理」っぽくはない。頭の姿形はくちばしが異様に尖っており、身の味覚にまで思いを寄せるに少々の時間が掛かってしまっていた。魚の開きは通常、骨を境にして二枚にして開くものである。すなわち顔と頭部の部位はカットされ、残された身の部分を日に当てて干されるだ。然しながら秋刀魚の開きは此れとは様相を異にしている。顔と頭部はデンとして居座っていて、食べようとしている人を凝視するかのようだ。軽々しくは口に出来ないという雰囲気が漂っている。それでもいざ決行として箸を付けて、顔頭部を脇に寄せて秋刀魚の身を摘んで口に押し込んだところ、得も云えぬ魚の味覚が口腔内を充満していた。あくが強くて尚、魚の旨味を感じ取ることが出来たのだった。もっともっと味わうべき料理なのだということを合点していたのである。

トマトの酸味と旨味が際立つ「トマトグラタン」

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夏野菜の代表は、トマトかナスか? どちらも夏には欠かせない清涼感あふれる優劣付け難い食材なのだが、ことにトマトの赤味といえば、抗酸化作用を持つ健康成分のリコピンの赤味そのものである。赤く熟したトマトを食べれば、夏季の疲れなど吹っ飛ばせるくらいに期待感いっぱいの食材なのだ。

トマト料理は多々あるが、最近注目しているメニューが「トマトグラタン」である。其の料理は、トマトを細かくカットし、少量のトマトエキスを掛けてトロけるチーズを乗せてオーブンで焼いていくという、とてもシンプルな調理法であり、トマトの酸味、旨味、等々ともにたっぷりと味わうことが出来るのだ。上に載せたとろけるチーズはあまり生のトマトにしっとりするとは云い難くて水っぽい。以前はそんなことが気に掛かっていたおいらだが、近頃は其れもあわせてこの「トマトグラタン」ならではの一品メニューなのだと思い直していたのである。オーブンによって優しい熱を加えることにより生味のトマトの酸味が際立っていて、トマトという其の旨味を主張している。なんどでも食べたくなる夏の逸品メニューである。

吉祥寺「いせや」の「カシラ」は苦手なり

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吉祥寺の焼き鳥の名店「いせや」を訪問。此処の名物焼き鳥は店頭で炭火で焼かれるのであり、その店頭のダイナミックな光景がり一層の食欲、酒欲をそそるのである。大きくカットされた豚のモツの身を串焼きにするというシンプルなメニューが同点の魅力ではある。時々途中下車してまで立ち寄ってしまう。それくらいの名店ではある。

だが同店にて何時も失敗したなと感じるのが「カシラ」の注文。豚のこめかみ部位が提供されるのだが、このいせやのカシラは脂身そのものをカットして出てくる。この脂身は脂肪の塊そのものであり決して美味いとは云えず、おいらはとても苦手なのである。他の焼き鳥、焼きトンの店で食べるカシラのつもりで注文してしまうと碌なことがない。今度こそ間違いのないようにしようという思いを強くしつつ、帰路についたのではあった。

遅ればせながら懐かしい故郷の「七夕祭り」に出遭ったのだ

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世に云う「七夕祭り」は7月7日の筈であり、とうに今年の七夕は終わってしまった筈だと思っていた。だが上州前橋へ故郷帰りしていた本日は、思いがけなく故郷の「七夕祭り」に遭遇したという訳だ。街中に近づくと浴衣姿の男女が目に付く。10代、20代の若い男女カップルに混じって40代以上のカップルや家族連れのほとんどどれもが浴衣姿。こんな光景を目にするやおいらは、此れは前橋市が市益をかけて主催する祭りに違いないと合点していた。案じていたとおりに、市街の中心地では、季節外れの「七夕祭り」が開催されていたという訳なのであった。

市街地に位置する「中央通り」「弁天通り」には夥しい数の屋台が出店していた。こんな光景は祭りの日にしか出遭うことができないのである。地元で育ったおいらにとってみてはとても懐かしい光景である。此のイベントには地元の商店街や学校からの応募作品が展示されていた。前橋一中美術部が出品した鶴の立体作品は見事な出来栄えではあり、特に目に付き思わず注目をして佇んでいた。

介護施設に入居している母に、久しぶりに地元の七夕祭りを見に行こうかと誘ってみたのだが、七夕祭りはもう飽きた、という一言で却下されていた。確かに此の季節の七夕祭りはまんねりであり、新鮮さに欠けている。もう一工夫があれば町興しができるのだろうがもう一歩が足りないという印象だ。

新秋津の大衆居酒屋「サラリーマン」の旨い肴で一献

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JR武蔵野線、新秋津駅前に「サラリーマン」という大衆居酒屋が存在する。大衆的な値段で旨い酒と肴を提供する地元の名店である。先日は久しぶりに訪問し、珍しい酒の肴達に舌堤を打っていたのだ。

同店の串焼きは、一般的な焼き鳥メニューの他に、日替わりで変わり串焼きとも呼ぶべきメニューがお目見得し、其れが狙い目でもある。先日食したそんな日替わり串焼きは、イカ軟骨とタコのゲソの2種類。どちらも程よく塩味で調理され、自家製の味噌が添えられていた。とくにイカ軟骨の串揚げは、普段コンビニで購入する酒肴の味とは比較できないくらいに生々しい軟骨の味わいである。更には海老とハゼと野菜を揚げた天ぷらのセットも美味であった。

■サラリーマン
東京都東村山市秋津町5-13-20

酢漬けとしての「ホヤ酢」は絶品なり

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ホヤの酢漬けにありつくことが出来たのだった。酢の鮮烈さホヤの身の濃厚さとが抜群にマッチしている。主に東北地方で収穫されるホヤの身は大震災の影響もあり、なかなか口にする機会も減ってしまっていた。だが復興のシンボルとしてのホヤは、ようやく震災前の状況に復活しつつあるようだ。日本における主な生息地は東北の北東部であろう。一部では「海のミルク」などと称されることもあるようだが、決してミルクのような味わいはないだろう。むしろ、磯の香りがぷんぷんと漂っていて、とてもはじめての人にとっては箸を付けたくないような、そんな香りの肴なのである。

外見はグロテスクなことからなかなか口にしない日本人も多いというが、この味を知ってしまったら食べないわけにはいかないと云えるくらいに逸品の味わい。軽く酢で〆たものが素材の味を引き立てている。東北の地場食材としてもっとも愛着に満ちた逸品である。まさに東北からの恵みの味だ。上京して間もない頃のおいらは、「ほや」は食べられなかったと記憶している。原始的記憶以降のものであるので、その信憑性は大である。いつから「ほや」が食べられるようになって、しかも何時からかは「ほや」こそ酒の肴の逸品であると思うようになったのであるから人生はまた不可思議なのである。日本における主な生息地は東北の北東部であろう。一部では「海のミルク」などと称されることもあるようだが、決してミルクのような味わいはないだろう。むしろ、磯の香りがぷんぷんと漂っていて、とてもはじめての人にとっては箸を付けたくないような、そんな香りの肴なのである。

「鰯の山椒煮」の奥深い山椒の味に驚く

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鰯の煮付けを食したのだが、其の味付けが一風変わっていて、山椒の葉を加えて煮込まれていた。甘辛の味付けに山椒の奥深さが顔を覗かせていた。山椒といえば其の実が貴重として珍重され、古くから香辛料のほか、薬用にも使用されてきている。夏の味覚の代表である鰻の蒲焼きには、山椒の実を摺ったものを振り掛けて味わうのが定番である。振り掛けのほかに薬味として添えられることもあり、ピリリとして辛く、鮮烈な味わいは夏の鬱陶しさを一時忘れさせてくれるに充分である。

近海の魚は高騰しているだが、こと「鰯(いわし)」に関してはそのような動きは無くて安定しているので、いつも普段も値段の事など気にせず注文できる。さらには、青魚の原点とも云うべき豊富なEPA、DHAが含まれており、成人病(生活習慣病)予防には必須の食材なのである。青光りとも称すべき光輝くいわしの光明は、呑兵衛のみならず生活習慣病予備軍の人々に対して相当なる光明となって一段と光輝くはずである。「弱い魚」などと蔑んでいる人はまだこの鰯の凄さを知らないのだというべきなのである。

代表的夏野菜こと茄子の酒肴は「茄子の素揚げ」がポピュラーだ

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今年も夏の季節に突入して、無性に茄子を食べたいという気持ちを強くする昨今である。

飲み屋へ行ってメニューを眺め、「茄子の素揚げ」があれば真っ先に注文してしまう。

鮮度の良い茄子の身に包丁の切り込みを入れてシンプルに揚げられる。植物油と相性の良いのが茄子だが、適度に油分を吸っていて尚且つ、ベタベタすること無くあっさりと食べられる。適度な脂肪分を補給しつつ、鮮度の良い茄子料理が味わえるのだから、此のメニューには特別に注目してしまうのだ。

少々の醤油に摺り下ろした生姜を混ぜたタレに付けて食べるのがとても良い味付け。シンプルでいながら夏季の和食の基本的な技が凝縮されているとみれる。

例えば冷やした素麺の具材として添えるも良し、或いは冷やし中華料理に乗せるも良し、冷や汁に加えるも良し。手軽に夏野菜を味わうにはもっともうってつけと云えるかもしれない。

夏の必須漬物は茄子、胡瓜、茗荷の浅漬け也

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代表的な夏野菜の茄子と胡瓜、そして茗荷を浅漬けにしたものは、夏の漬物の代表的な逸品である。茗荷が何しろ浅漬けの効果覿面。此の味覚がとてもフレッシュであり、清涼感が抜群なのである。個人的な事情になるが、このところ夏バテが続いているのでその原因を探っていた。一つには汗として放出されたミネラル、すなわち塩分の不足であると気付いたのは数日前。梅干を水割りに入れたり、料理に塩を大目に振りかけたりなどして危急の状況を凌いでいたなり。そしてもう一つの不足していた成分が「酢」の成分であったことが判明して、特別に米酢などを足してみたというわけなのである。

世界遺産の「富岡製糸場」に立ち寄った

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上州に帰省した帰りに、本年に世界遺産に登録されたという名勝地の「富岡製糸場」を訪れたのだ。一見すれば世界遺産というほどの迫力は無かったのだが、我が国における製糸業の典型的なスポットとなる遺産が残されていることが、世界遺産決定の決め手となったようである。群馬県出身のおいらとしてはとても喜ばしいことは云うまでも無い。もう何十年ぶりかという久しぶりに上信電鉄に乗って、上州富岡を目指した。所々に散見する田園の風景は、此の土地ならではのものではある。田舎と地方都会とが入り乱れていてとても稀有なる思いを強くしていたものではある。

(此の稿は続きます)

ジトジト雨模様に日々に「紫陽花(あじさい)」が見事に咲いている

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ジトジトして鬱陶しい雨模様の日々が続くが、活き活きした紫陽花を見ると思わず足を止めて見とれてしまう。雨がちょうど紫陽花を彩る化粧油のようだ。年間を通してこの時期ほど町の裏通りの景観に思いを寄せることはないだろう。ただ緑の植え込みだとして見過ごされるものが、色々とりどりの花やガク等を開いて人々の目を釘付けにするのだ。こんな景色はやはり散歩しながら求めていくしかない、季節の風物詩なのだろう。

漢字で紫の陽の花とは書くが、紫色のものばかりとは限らない。赤いもの、ピンクのもの、白いもの、赤青混色のものなど色とりどりである。一般的によく見かける手鞠に比せられるものは「セイヨウアジサイ」という品種だ。花弁のように見えるのは実はそうではなく「ガク」に当たる。本当の花弁はもっとずっと奥深くに隠れている。最近良く目に付く種類が「ガクアジサイ」と呼ばれる品種だ。花弁に見えるガクが取り巻いているその中央部分には細かな花弁が密集していて、生き生きとして微小に咲き誇るその様は見るものを釘付けにしてしまう。紫陽花の花言葉とは「移り気」「高慢」「辛抱強い愛情」等と云うことだが、場の状況や時間の推移とともに花の色を移り変えていくということからも「移り気」というのが最も的を得ているように思われる。何しろ「七変化」と云えば女性の心と紫陽花の花弁と考えていたほうがよさそうである。紫陽花とはこの季節でしかまぐわうことのできない花なのであり、特別な興味関心を持って追求していきたいと思うなり。

野々村竜太郎という馬鹿兵庫県議の泣き喚きパフォーマンスに関する考察

まるで馬鹿な駄々っ子の泣き真似のような会見模様。この泣き喚いていたのが野々村竜太郎という西宮選出の県会議員なのだそうである。この2~3日、ニュース番組を見れば当パフォーマンスビデオが席巻しているかのごとくである。馬鹿県議の会見パフォーマンスに過ぎないものがこれだけニュースネタとなって飛び交っていることは、当の馬鹿県議も予想だにしなかったに相違ないだろうが、これくらいに馬鹿の壁を目の当たりにするニュースネタはこれまで無かった代物のように思われる。東京都民だから関係ないことではあれ、あまりにも馬鹿げたパフォーマンスには一考の根拠もまた有りということである。通常はこの様な嘘泣きパフォーマンスに関してはある種の意図を感じとるものだが、おいらは今のところ、その意図が計り取れない。それくらいに計算されたパフォーマンスであるはずもなく、まるで馬鹿県議の一人玉砕なのかもしれないと今は分析するしかない。此のニュースネタは海を隔てたヨーロッパ各国にも配信されているという。馬鹿な県議の行状がまるで日本人の馬鹿さ加減を示すようなものではあって欲しくないのは当然だが、どんな国にもこの様な馬鹿の壁的人間は存在するのではあり、日本人の一人としては思いっきり笑い飛ばするのがまともな対応だとも考えるのである。海外にニュース配信されているからといって、此の馬鹿県議が日本人を象徴しているなどということは有り得ないのだ。お笑いタレントの面々としては大きなネタが出来たと見えて、アンガールズの物真似などが脚光を浴びているようである。馬鹿なネタは笑い飛ばすに限るということは真実の一端を示すのであり、もっと面白いお笑いパフォーマンスにも期待が高まっているのだ。ところで、馬鹿県議当人は滑稽至極ながら、当パフォーマンスにおける「言い訳」のあれこれには、多少の知恵を感じさせる。すなわち外部関係者からの入れ知恵といった類の代物の存在だ。記者団からの質問に対する当事者の答えが全く噛み合わなかったことと、外部関係者による入れ知恵の存在は関連付けて考察すべきではある。云いたいことを云うために、すなわち外部関係者からの入れ知恵による発言をするべく、当県議が馬鹿げたパフォーマンスに打って出たのだろうという推察が可能である。

バカ貝こと「青柳」のぬたを味わう

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青柳とはアサリやハマグリに似た二枚貝だが、いま一つマイナーな貝である。別名「バカガイ」とも呼ばれており、二枚貝の殻の中からオレンジ色の身を覗かせており、あたかも馬鹿な貝が舌を出している様子からこの呼び名が付いたとも云われている。今日はそんなバカ貝こと青柳のぬたにありつくことが出来たのだった。刺身でも食される此のバカ貝は食感もまたつるっとして独特の風味を感じさせてくれる。決して侮れないこと請負である。二枚貝の外見はと云えば、蛤にも似ており、其の昔は江戸前寿司ネタの主要アイテムであったと云うことだが、最近はそんな姿を隠してひっそりとしており、マニアックな食通の舌を唸らせるかのごとくである。

今回のぬた料理は、酢味噌を和えて食するメニューだということが特徴なり。ネギとワカメが添えられていて、三位一体の食材的ハーモニーがその旨味を際立てている。ぬたの調味料としての酢味噌はおいらにはとても甘いように感じ取れたが、バカ貝やネギなどの食材が此の甘味によく似合うということなのである。とろりとした甘い酢味噌味のおかげで、バカ貝が季節の旬のメニューに生まれ変わったと云えるのかも知れない。

美味い「カツオの刺身」に日本的薬味は必須

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本年はカツオが不漁というが、幸運なことに本日は美味いカツオにありついた。其のカツオの赤身がキラキラとしてまぶしく感じられるくらいである。カツオの赤身は透明感があり重々しくない、清々しいくらいのことが何よりの特徴である。こんな美味なる色味はマグロなどでは決してみることができないのだから、カツオの美味しさの希少性を示しているとも云える訳ではある。フレッシュさみずみずしさ至極であり、此の季節の食欲を謳歌させる食材にもってこいであった。

そして美味しいカツオを食するもう一つの条件が、薬味の存在。茗荷、大葉、葱、という日本的なる薬味の存在が、カツオの刺身をより美味しくさせる。カツオの刺身が逸品のメニューとなるためには此の薬味の存在は欠かすことが出来ないのである。本日のカツオ刺しにはこの薬味がたっぷり添えられていたのであり、たっぷりと美味しく味わうことが出来た。

マグロよりも小ぶりではあるが上品な味わいであり、人間の健康生活に必須の成分であるところのEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)の含有量が多いと云うことが挙げられる。しかも季節の旬を味覚で味わいつつ季節を愉しめるのだからこのうえも無い食材だと云って良いだろう。

意外な当たりだった「榛名ポークの角煮」

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分厚い豚(ポーク)の肉をじっくり時間をかけて煮込まれた角煮。角煮料理はその脂っぽいところが少々苦手で、おいらはあまり脂ぎった角煮という料理を食べることはないのだが、上州に帰省中に立ち寄った食堂では「榛名ポーク」というメニューに引かれて注文。久しぶりに角煮料理を食したのだった。

食べてみたらこれが意外や意外の当たりであった。そして何より「榛名豚」というブランドの地元食材に感心が高まっていた。

榛名山の山麓で生育した豚を指すということは以前から知っていたが、榛名豚をそれと意識して味わったことは無かったようなのだ。調べて見たところ、榛名山麓の加藤牧場で生育されている豚のことで、ランドレース、大ヨークシャー、デュロック、の3種豚の掛け合わせ。大麦主体の餌にもこだわりがあるのだとか。以前に食べた豚角煮に比べて脂身のしつこさがほとんどと云えるくらいに無い。赤身肉の味も煮込んだ甘辛味との相性が抜群だ。これならばギトギトした豚のしつこさなど気にならない。

豚の角煮は榛名ポークに限ると云ってよいだろう。