八王子では例年の「古本祭り」が、昨日11日より14日までにかけて開催されているのだが、そんな会場近辺にて面白い全集本を発見し、思わず購入していた。その全集本とは「夏目漱石作品集」と題された全10巻におよぶものである。実はその出版元が「昭和出版社」という、これまで聞きなれなかったところであったことから、思いの外に興味をそそってしまったのであった。
おいらはこれまで夏目漱石全集といった書籍本の類いには多種類接していた。夏目漱石と云えば我が国の近代文学者としてのもっとも尊敬すべき文学者である。だがしかし、今回の「昭和出版社」が発行したものに接するのは初めてのことだった。そうした初対面的名称に対する喫驚とともに、ある種のそのギャップに余計な関心を膨らませていたということなのであった。
今までのところでは、おいらは不明なる「昭和出版社」に関しての追求の手前であり、何の生産的なる事実にこと至ってはいないのであり、これから解明していきたいということを念頭に置きながら、本日のブログのキーボードを置くことにするのである。