キャンバス地にミクスドメディア F30号
強烈な暑さが里山を覆い尽くす、そんな季節です。こんなときはなかなか里山巡りなど出来ずに、部屋で悶々とした時間を過ごすばかり也。ところで悶々とする時間のなかでも、夏は夏らしい調べが、音楽が、生まれているのを感じ取るこの頃でもあります。「夏の調べ」と題した所以であります。
キャンバス地にミクスドメディア F30号
強烈な暑さが里山を覆い尽くす、そんな季節です。こんなときはなかなか里山巡りなど出来ずに、部屋で悶々とした時間を過ごすばかり也。ところで悶々とする時間のなかでも、夏は夏らしい調べが、音楽が、生まれているのを感じ取るこの頃でもあります。「夏の調べ」と題した所以であります。
木製ボードにミクスドメディア
上弦の月、下弦の月、或いは満月、新月、等々と様々表情を見せつける月とは、とても有能な表現者である。今回は、そんな表現者である月たちによる四重奏を描いてみたのであります。
キャンバスにアクリル他ミクスドメディア
静岡市美術館で開催中の「パウル・クレー展」を訪問。クレーの生涯を辿って、しかも代表作品が結集されるという特別な展覧会なので、是非訪れたいと思っていた。クレーといえばゴッホとともに、自分が絵描きになるきっかけとも云える存在であり、特別な思いを抱いての訪問であり、希望をかなえる旅となっていた。
予想していたことではあるが、油画よりも水彩画中心で、それほどの大作は無かったと云って良い。画用紙に水彩画というオーソドックスな素材を操るクレーの筆さばきに魅了されながら、特別な時間を持つことのできた稀有な旅となっていた。
「半夏生の会展」はいよいよあと3日の会期を残すこととなりました。
この展覧会は、東京都八王子市を拠点に活動する画家の有志が集まって行なう展覧会であり、毎年続けているお馴染みの企画展です。お近くにお越しの際は、是非御来廊し御高覧ください。
■第5回 半夏生の会展
期間:6月26日~7月8日 7/2日は休み
場所:ギャラリー芙蓉
八王子市横山町18ー19
TEL 042-623-9013
明日26日から始まる「半夏生の会展」の搬入・展示を終えたところであります。東京都八王子市を拠点に活動する画家が集まって行なう展覧会で、毎年続けているお馴染みの企画展です。お近くにお越しの際は、是非御来廊し御高覧ください。
■第5回 半夏生の会展
期間:6月26日~7月8日 7/2日は休み
場所:ギャラリー芙蓉
八王子市横山町18ー19
TEL 042-623-9013
キャンバスにミクスドメディア F30号
今月26日から始まる「半夏生の会展」に向けて制作を進めているところであります。東京都八王子市を拠点に活動する画家が集まって行なう展覧会で、毎年続けているお馴染みの企画展です。お近くにお越しの際は、是非御来廊し御高覧ください。
■第5回 半夏生の会展
期間:6月26日~7月8日 7/2日は休み
場所:ギャラリー芙蓉
八王子市横山町18ー19
TEL 042-623-9013
キャンバスにミクスドメディア F4号
幼い天使を描きました。まるでこの世の中の汚い部分を清くしてくれるような、そんな存在の天使です。まるで天使の前では、世の中の汚い事象は清くしていただけるかのような、そんな存在感が溢れる天使なのです。
キャンバスにミクスドメディア F10号
近頃常々おもっていることの第2弾なのですが、美術に必要不可欠な音楽的要素に加えて、物語的要素がまた不可欠なものだと思うのです。日常の見かける光景は、今現在は田園生活的、田舎暮らし的な光景でありますが、そうした日常的なリアルと物語性、そして音楽性がないまぜになった作品世界を描こうと、してている訳なのです。
近頃常々おもうのは、美術や絵画は音楽的要素を備えているということです。キャンバスに描く世界は、どれもこれもが音楽的な要素によって統べられているという、そんな事実を、改めて感じ取っている昨今なのです。これらは、音楽と向き合って描いた作品です。
東京都美術館で開催された東京自由美術展も昨日をもって終了となり、また我が家のアトリエでの制作を再スタートしました。
画用紙に水彩絵の具とインクで、エスキースから始めることとしました。タイトルは連続して「妖かしの里」です。
21日からの「東京自由美術展」に出展しています。東京都美術館4室です。お近くにお越しの際には是非ご覧ください。
期間:5月21日(水)~5月27日(火)
時間:9:30時~17:30時(入場は17時まで 最終日は14:00まで)
場所:東京都美術館 第4展示室
東京都台東区上野公園8-36
TEL:070-6848-2024(実行委員会)
キャンバスにアクリル他ミクスドメディア S3号
実は水芭蕉の生息地は尾瀬のみならず、赤城山の中腹に位置する峯公園でも目にすることができます。毎年の春のお盆には峯公園墓地を訪れ、健気に羽根を広げる姿に、心をときめかせたりしているのです。そして此処に生息する水芭蕉たちも、涙を湛えている。何かにじっと耐えながら、自分の花を咲かせているように見えるのです。
キャンバスにアクリル他ミクスドメディア S3号
涙を流す水芭蕉の姿を初めて見たのは、春に旅した尾瀬ヶ原だった。冷え冷えとして大地の広がる沼地に、勢いよく咲き誇る姿に目を止めながら、或る一群の花たちは涙を流していたように見えた。白い花びらに見えるのは実は葉の一部だということは後に知った。その後、水芭蕉を見るたびに、それは葉たちが共演して花弁のように踊る姿かと、感じるようになっていた。
キャンバスにアクリル他ミクスドメディア P10号
4/24(木)から八王子の「ギャラリー芙蓉」にて開催される「ハナミズキ展」に出展します。興味のある方はご来廊ください。
■花水木展
期間:4月24日(木)~4月28日(火)
時間:11時~17時(最終日は16時まで)
場所:ギャラリー芙蓉
〒192-0081 東京都八王子市横山町18-19
TEL : 042-623-9013
キャンバスにアクリル他ミクスドメディア サムホール(F1号)
宇宙から地球にやってきた初々しい少年を描いたものです。一般的に宇宙人とは多くの地球人にとって、おどろおどろしい異世界の住人として捉えられがちですが、実際にはそんなことは毛頭なく、とても親しみやすく可愛らしいのです。会ってみたらば分かります。これから地球人と宇宙少年たちとの交流が深まっていければ良いという希望を込めて描きました。
キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F30
季節が春になり、我が地域の至るところで、芽吹きの姿を目にするようになりました。植物が芽吹きを始めている、そんな姿はまるで寒かった生命が解放されるかのようであり、わくわくするばかりなのです。かといって日々を浮かれて過ごすわけにもいかずに、描いていたのは、妖かしシリーズの春編です。
命が芽吹いた地域には、その舞台となる、湧き水からなる水源を蓄えてある河川や小沼の存在が不可欠であります。さらには、沼地に息づく昆虫、小動物類を狙う大鳥たちの優雅に飛ぶ姿を目にすることとなっております。日常と物語が交錯する里の姿をテーマにした制作はまだまだ続いていきそうです。
キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F20号
「妖かし」シリーズとして連作している冬バージョンの新作です。里の地にはモグラのごときが闊歩しており、空を眺めれば其処には優雅に舞う鳥類が怜悧な存在感を見せ付けているのです。人間業とはかけ離れた、いわば霊気に導かれるようなパフォーマンスと云ってよい。
ある種の獣たちは、まるで人間界と霊界との仲介をするように行動するのだ、ということをイメージして制作したものです。まるで霊界との貴重な架け橋として存在しているのではないのか? こんな我が想像が本当かどうかは分かりませんが、いつもこれからも、ずっと霊界と人間界との懸け橋であってほしいものであります。
キャンバスにアクリル他ミクスドメディア S3号
前後不覚の舞いを演じる蝶々たちに魅せられ、彼らの姿を連作している今日この頃です。特に白い羽根を羽ばたかせる白い蝶々は、人間の常識では解説不能の、神領域の舞いであると言ってよいのです。これからもう少し、蝶々たちの連作は続きそうです。
キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F10号
日が暮れて闇夜が拡がる前後の時間帯に、一匹の麗しい蝶の飛翔する姿を発見しました。その素早く羽根を操る姿かたちは、前後不覚の舞いとでも呼ぶのが相応しいと、それ以来ずっと思い続けているのです。