キャンバスにアクリル他ミクスドメディア F20号
「妖かし」シリーズとして連作している冬バージョンの新作です。里の地にはモグラのごときが闊歩しており、空を眺めれば其処には優雅に舞う鳥類が怜悧な存在感を見せ付けているのです。人間業とはかけ離れた、いわば霊気に導かれるようなパフォーマンスと云ってよい。
ある種の獣たちは、まるで人間界と霊界との仲介をするように行動するのだ、ということをイメージして制作したものです。まるで霊界との貴重な架け橋として存在しているのではないのか? こんな我が想像が本当かどうかは分かりませんが、いつもこれからも、ずっと霊界と人間界との懸け橋であってほしいものであります。